原題:The Big Short: Inside the Doomsday Machine
本書は、2007年に始まったサブプライムローン市場の暴落と、少数の投資家グループが如何にしてそれに対する洞察力を持ち利用したか、について書かれています。投資家の思考プロセスは非常に興味深いものがありますが、市場関係者の大半が、なぜ市場暴落の兆候を見逃したのか、も同様に興味深いと思います。投資家の群集心理について考えさせられる本です。
「この本を紹介した人」John Fraser氏のインタビューはこちら
本書は、2007年に始まったサブプライムローン市場の暴落と、少数の投資家グループが如何にしてそれに対する洞察力を持ち利用したか、について書かれています。投資家の思考プロセスは非常に興味深いものがありますが、市場関係者の大半が、なぜ市場暴落の兆候を見逃したのか、も同様に興味深いと思います。投資家の群集心理について考えさせられる本です。
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この本を紹介した人
John Fraser
3i Debt Management U.S.マネージングパートナー
FraserとSullivanの両名は、2005年、SEC登録のインベストメントアドバイザーであるWCAS Fraser Sullivanを設立。その後、3iとWCAS Fraser Sullivanとのジョイントベンチャーに伴い、Fraserは3iに参画。WCAS Fraser Sullivan設立以前は、1997年から2005年まで、マネージングディレクターとしてAngelo Gordon & Co., L.P.に所属。Angelo Gordonでは、同社のレバレッジドローン投資運用ビジネスを立ち上げ、Angelo Gordonの5つのローンファンドのポートフォリオマネージャーを設定当初から担当。それ以前は、レバレッジドローンの専門会社であるCypress Tree Investment Management Co., Inc.のマネージングディレクター、Merrill Lynch Asset Managementのポートフォリオマネージャー/バイスプレジデントを歴任。FraserはChase Manhattan Bankのクレジット研修プログラムでキャリアを開始、その後、同行で分析や貸出部門のポストに就任。Cornell大学より学士号を取得。