ストラテジーマップは、3月、6月、9月、12月末の情報を、翌月上旬に更新します。
市況概況の[週間]は毎週月曜日、[月間]は毎月第二水曜日に更新します。日本を含めた各国の市場環境データを、PDFにてダウンロードいただけます。

ストラテジーマップ

市況概況

  • 月間市況概況 2020年2月分

    【為替】 ドル円は底堅い米国の経済指標などから、月序盤はドル高基調でしたが、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大するにつれ、株式市場が大幅に下落し、急激に円高ドル安が進んだため、月を通してみると約0.5%の円高ドル安となりました。ユーロ円は、欧州主要国の弱い経済指標や月終盤の株式市場の大幅な下落から、月間で約1.4%の円高ユーロ安となりました。また、英ポンドも月終盤の株価の下落のよるリスクオフの流れで円高となり、月間では約3.6%の円高ポンド安となりました。
    【債券】 新型コロナウイルスの感染が急激に拡大すると、経済成長への懸念からリスクオフの動きと中央銀行に対する利下げ期待が高まり、イタリアを除いて、主要国の国債利回りは月末にかけて大きく低下しました。米国10年債利回りは37bps低下し1.15%、ドイツ10年債利回りは14bps低下し-0.61%、日本10年債利回りは9bps低下し-0.15%となりました。イタリア10年債利回りは28bps上昇し1.12%となりました。エマージング国債の利回りでは、アジアは低下しましたが、中南米と欧州では上昇しました。投資適格債は、イタリア、フランス、ドイツなどの欧州諸国以外では、高格付債券を中心にトータルリターンが上昇しました。一方で、ハイイールド債は、リスクオフの動向から全体的に下落しました。資産担保証券は、CMBSを中心に、全体的に上昇しました。シニアローンは、欧州のエネルギーセクターを除いて全体的に下落しました。
    【株式】 新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動への悪影響が懸念され、世界的に大幅に下落しました。月間で先進国市場は米ドルベースで8.4%下落し、新興国市場は5.3%下落しました。日本株市場も大幅に下落し、TOPIXは10.3%下落しました。先進国市場のセクター別騰落率は、全セクターが5%以上下落し、最も下落率が大きかったのがエネルギーセクターで13.9%下落し、最も下落率が小さかったのが通信セクターで6.5%下落しました。
  • 月間市況概況 2020年1月分

    【為替】 ドル円は、月初にイランの革命防衛隊司令官が米軍による空爆により殺害されたとの報道を受け円高に振れたものの、軍事衝突とまではならないとの見方がマーケットに広がると、月中盤にかけてはドル高の展開となりました。月後半は中国で発生した新型コロナウイルスの影響で再び円高の流れとなり、月を通してみると約0.3%の円高ドル安となりました。ユーロ円は月中旬に米国イラン間の地政学リスクの低下やユーロ圏の予想を上回る経済指標からユーロ高の展開となったものの、月後半はコロナウイルスの影響で円高の流れとなり、月間でみると約1.5%の円高ユーロ安となりました。また、英ポンドも月後半でのコロナウイルスの発生からリスクオフの流で円高となり、月間では約0.8%の円高ポンド安となりました。
    【債券】 米国債利回りは、月初は米国とイラン間の緊張や弱い経済指標を受けて低下したものの、緊張緩和と共にリスクオフの流れが後退し月中にかけてやや戻りました。月中以降はコロナウイルス蔓延による経済への影響が懸念されて再びリスクオフの流れが戻り、月末にかけて低下しました。欧州先進国の国債利回りも同様の理由で、月初に低下後、月中にかけてやや上昇しましたが、月末にかけて再び低下しました。後進国の国債利回りは、月初から月中にかけての変動は国ごとにそれぞれ異なったものでしたが、月末にかけては先進国と同様に多くの国で低下しました。クレジット市場は、世界的に、投資適格社債と資産担保証券は堅調でしたがハイイールド債はほぼフラットでした。
    【株式】 株式市場は、月初に米国イラン間の緊張の高まりから下落する場面があったものの、軍事的行動に対する懸念が沈静化すると上昇に転じました。月末にかけては、中国での新型コロナウイルス感染拡大が経済活動の下押し要因になるとの懸念から下落に転じました。月間で先進国市場は米ドルベースで0.6%下落し、新興国市場は4.7%下落しました。日本株市場も先進国市場に連動し、2.1%下落しました。