市場の動き

ストラテジーマップは、3月、6月、9月、12月末の情報を、翌月上旬に更新します。
市況概況の[週間]は毎週月曜日、[月間]は毎月第二水曜日に更新します。日本を含めた各国の市場環境データを、PDFにてダウンロードいただけます。

ストラテジーマップ

市況概況

  • 月間市況概況 2021年3月分

    【為替】
    ドル円は、月中旬に一時的ドル売りの傾向があったものの、米国債利回りの上昇、ワクチン接種が計画的に進行していることや米国の景気回復を好感し、月を通じてドル高傾向となりました。月間では+3.9%の円安ドル高でした。ユーロ円は、ECBがPEPPを継続購入することや欧州各国の経済回復状況が好調し、+0.92%と小幅な円安ユーロ高でした。英国とEUの対立により、今後の国内景気回復に対して懸念があるものの、ワクチン接種が順調に展開して感染拡大の状況が改善しつつあり、月間では2.8%の円安ポンド高でした。
    【債券】
    米国ではコロナウィルスのワクチン接種が進むとともに堅調な経済指標が発表され、経済回復への期待とインフレーション率の上昇懸念が高まり、米国債のイールドカーブは大幅にスティープ化しました。その他の国についてはまちまちで、月中旬まで全体的に利回りが上昇したものの、中旬以降は、コロナウィルス再拡大の懸念から先進国は利回りが低下した一方、経済再開への期待が高まった新興国や、ブラジル、トルコ、ロシアなど利上げを行った一部の国では利回りが上昇しました。
    主要国の10年債利回りは、米国が29bps上昇し1.75%、英国が2 bps 上昇し0.85%、ドイツが4 bps低下し-0.30%、フランスが4 bps低下し-0.05%、日本が7 bps低下し0.10%となりました。
    その他のクレジット資産では、投資適格債や米国の資産担保証券が軟調であった一方で、ハイイールド債やその他の国の資産担保証券は堅調でした。シニアローンは新規発行が増加したためフラットでした。
    【株式】
    月上旬は米長期金利上昇への懸念から下落するも、月中旬以降はFRBが緩和的な金融政策の継続を示したことや米国の1.9兆ドルの追加景気対策、新型コロナワクチン普及による景気回復期待などから持ち直し、堅調に推移しました。(先進国市場で+3.3%、新興国市場で▲1.5%)
    セクター別で見ますと当月は全セクター軒並み上昇し、最も上昇したのは公益事業セクターで+7.9%、次いで生活必需品セクターで+6.7%上昇しました。
  • 月間市況概況 2021年2月分

    【為替】
    ドル円は、米国金利が大きく上昇したことや好調な米経済指数を背景に月を通してドル高の傾向となり、月間では1.8%の円安ドル高となりました。ユーロ円はドラギ前ECB総裁のイタリア首相就任の決定や欧州各国の好調な経済指標から月を通してユーロ高の傾向となり、月間では1.7%の円安ユーロ高でした。ポンド円は英国のマイナス金利導入懸念の後退や英経済指標の改善などからポンド高の傾向となり、月間ではの3.6%円安ポンド高でした。
    【債券】
    コロナウイルスワクチン供給の進展で各国経済の回復への期待が高まり、中長期的な中央銀行の利上げが織り込まれ、長期・超長期を中心に各国のイールドカーブが大幅にスティープ化しました。主要国の10年債利回りは、日本が11bps上昇し0.17%、フランスが25bps上昇し-0.01%、ドイツが26bps上昇し-0.26%、米国が36bps上昇し1.46%、英国が50bps上昇し0.82%となりました。その他のクレジット資産では、全体的にスプレッドが縮小するも、国債利回りが大幅に上昇したため、投資適格債や固定金利型の資産担保証券など実効デュレーションが長めの資産は下落、ハイイールド債やシニアローンは上昇となりました。
    【株式】
    月半ばまで米国追加経済対策期待や新型コロナワクチン普及による景気回復期待を背景に堅調に推移しましたが、月後半は主力ハイテク株が利益確定売りに押されたことや、米長期金利の上昇が嫌気され下落しました。月を通じては上昇基調を維持しました。(先進国市場で2.6%、新興国市場で0.8%)
    セクター別で見ますと、当月はエネルギーと金融セクターが10%以上上昇し、公益事業とヘルスケア、生活必需品セクターが下落しました。その他セクターは小幅に上昇しました。