市場の動き

ストラテジーマップは、3月、6月、9月、12月末の情報を、翌月上旬に更新します。
市況概況の[週間]は毎週月曜日、[月間]は毎月第二水曜日に更新します。日本を含めた各国の市場環境データを、PDFにてダウンロードいただけます。

ストラテジーマップ

市況概況

  • 月間市況概況 2021年6月分

    【為替】
    ドルは、上旬では雇用統計が市場予想を下回り、米国雇用回復の不透明感などを背景に、対円で下落しました。中旬以降は良好な経済指標やFRBの態度がタカ派に寄ったことなどから、ドルは上昇しました。月間では1.46%のドル高円安でした。ユーロは、経済指標は予想より上回ったものの、FRBのタカ派な態度などから対ドルでユーロが大きく下落したため、対円でもユーロ安の傾向となりました。月間では1.59%のユーロ安円高でした。ポンド円は、英国と欧州連合(EU)との対立、新型コロナウィルス感染抑止の行動制限措置を延期と発表されるなど、経済活動正常化への期待が後退し、月を通じてポンドが低下、月間では1.40%のポンド安円高でした。
    【債券】
    堅調な経済指標の発表により各国の利上げ観測が高まる一方で、加熱していたインフレーション率上昇懸念は先月から後退し、月間の国債利回りは、全体的に、短期・中期債が上昇、長期債が低下しました。
    主要国の10年債利回りは、ドイツが2bps低下し-0.2%、日本が3bps低下し0.05%、フランスが4bps低下し0.13%、英国が8bps低下し0.72%、米国が15bps低下し1.44%となりました。
    クレジット資産では、新興国の高利回り債を除いて、中長期債を中心に信用スプレッドが縮小しました。新興国の高利回り債は、中国不動産のデレバレッジ難航が嫌気された影響で、スプレッドが拡大しました。
    【株式】
    米国では、FOMC(米連邦公開市場委員会)において、予想外に早期利上げの見通しが示され、中旬に株価が急落しましたが、長期金利が落ち着いて推移したことや、FRBの利上げを急がない考えを受け、月末にかけて上昇しました。欧州では、ワクチンの普及や行動規制が緩和されたことなどから、景気回復期待が高まり、小幅に上昇しました。(先進国市場で+1.49、新興国市場で+0.17%)
    セクター別で見ますと最も上昇したのはITで+6.87%、次いでエネルギーが+3.08%、ヘルスケアが+3.02%でした。
    最も下落したのは素材で-4.09%、次いで金融が-3.36%でした。
  • 月間市況概況 2021年5月分

    【為替】
    ドル円は米国内のインフラ拡充の予算提案等、経済対策による景気下支え期待によって月を通じて上昇したものの、月中旬では米株下落に伴い、一時下落しました。月間では対円でやや上昇、0.08%のドル高円安でした。ユーロ円は、ユーロ経済圏の成長率予測や景況感指数が上昇、また、新型コロナウィルス感染抑止が進んだことによる規制緩和などからユーロ高の傾向となりました。月間では1.65%のユーロ高円安でした。ポンド円はイギリスで新型コロナワクチンの普及が順調に進み、経済の正常化への期待が高まったたことなどから、月を通じてポンドが上昇しました。月間2.75%のポンド高円安でした。
    【債券】
    米国、欧州ともに、経済回復に伴うインフレーション率上昇の懸念から、金融政策縮小への警戒感が高まり、月初から中頃にかけて国債利回りが大幅に上昇しました。その後は月末にかけて警戒感が和らぎ、月間では、主要国債の利回りは、やや低下からフラットとなりました。
    主要国の10年債利回りは、ドイツが2bps上昇し-0.18%、フランスが1bps上昇し0.17% 、日本が1bps低下し0.08%、米国が 4bps低下し1.59%、英国が5bps低下し0.8%となりました。
    クレジットでは、エージェンシーMBSのリターンがやや低下した一方、その他の資産クラスは前月に続き全体的に信用スプレッドが縮小し、堅調でした。
    【株式】
    米国では、追加景気対策や新型コロナワクチンの普及による景気回復への期待が強まる中、中旬にインフレ懸念の高まりで下落する局面がありましたが、その後長期金利が低下したことを受けて、持ち直しました。欧州では、ワクチンの普及や感染拡大に歯止めがかかってきたことから景気回復への期待が高まり、上昇しました。(先進国市場で+1.44%、新興国市場で+2.32%)
    セクター別で見ますと最も上昇したのはエネルギーで+5.31%、次いで金融で+4.92%上昇し、一般消費財、IT、通信技術、生活必需品が下落しました。その他セクターは上昇しました。