20241031 資産運用立国騒ぎのもとで進行する投資運用業の危機 投資運用業は、インデクス運用化を止めることができないなかで、投資の健全な常識に基づいて、本来の投資手法を復興させない限り、遠からず存立基盤を喪失するでしょう。 投資のプロフェッショナル
20221124 ベンチマークのベンチマークのベンチマークが良識ある専門家 投資の世界では、評価指標としてのベンチマークが重要な役割を演じていますが、さて、ベンチマークは有益なのか有害なのか。ベンチマークのベンチマークが必要ではないのか。 投資のプロフェッショナル
20221110 投資運用業者がフィデューシャリー・デューティーを徹底すべき理由 投資運用業者がフィデューシャリー・デューティーを徹底することで、資本市場の公正性が実現し、それが資金調達を行う企業等の改革を促して、経済の持続的成長に結実するのです。 フィデューシャリー・デューティー 投資のプロフェッショナル
20221027 資本市場の真の担い手は証券会社ではなくて投資運用業者だ 投資運用業の社会的機能は、資本市場における取引参加者間の情報の対称性を高めることで、資本市場の公正性を実現し、産業界の資金調達と個人の資産形成に貢献することではないのか。 投資のプロフェッショナル
20221020 投資のプロフェッショナルは組織と戦うものだ 投資運用業においては、一方に組織の統制があり、他方に投資のプロフェッショナル個人の自由と自律があるのであって、そこに対立と闘争があるからこそ、資産運用の能力が高まるのです。 投資のプロフェッショナル
20221013 組織を超えて投資のプロフェッショナルとして賭け得るために 投資の本質である賭けは、賭けの定義により、組織に帰属させることはできません。なぜなら、組織の決定には、必ず根拠が必要だからです。 投資のプロフェッショナル
20221006 投資における賭けの勝率を5割より高くするための方法 投資においては、不確実な未来への賭けという要素を排除できませんが、投資運用業として顧客の資産を賭け得るためには、いかなる条件を充足すべきか。 投資のプロフェッショナル
20220929 資産運用の腕前が上がるのは規律をもって賭けるから 金融庁が重点施策として資産運用の高度化を掲げるとき、資産運用の能力について、何をもって高低を判定しようとするのか。そもそも、資産運用の能力とは何か。 投資のプロフェッショナル
20171207 投資判断を合議で決することは不可能である 投資判断は、いかに合理性を追求しても、不確実な未来に賭ける要素を払拭し得ないものです。年金基金等の機関投資家は、組織の意思決定機関をもつから機関投資家と呼ばれるのですが、さて、賭けを機関の合議で決めることができるものでしょうか。そもそも、一般に、集団で論じて具体的な結論を得ることができるのか、合議による決定とは何か。 投資のプロフェッショナル
20171130 賢人の独裁と凡人の集団統治、どちらの害が少ないか 政治を論じようというのではありません。年金基金等の社会的責任を負う機関投資家のガバナンスを論じようというのです。投資の成果は個人の能力と経験に大きく依存しているので、一番優れている人に権限を集中すればいいようですが、他方で、社会的責務の重大性を考えれば、合議組織による意思決定が望ましいとも思われ、さて、どちらが有効か、あるいは害が少ないか。 投資のプロフェッショナル