20230831 限りなき欲望による狂った浪費と経済合理的な賢い消費 稀覯書の市場では、需要は不動で、実用性のある廉価な古書の市場では、需要の変動に供給が即応し、普通の優良古書の市場では、需要の変動が古書店を淘汰するのは、なぜなのか。 アートな投資
20220331 投資対象でないものを投資対象にする技法 美術品を購入することは、社会的責任のある投資家の投資としては認められませんが、優れた美術品には大きな経済的価値があります。さて、アートを投資対象にできるのか。 アートな投資
20150312 なぜ宝くじの広告は許されるのか 電車の中吊りやテレビの宣伝などに氾濫していた、あの宝くじの広告、なぜ、あのような射倖心を煽る派手な広告が社会的に許されていたのか。金融商品の広告ならば、確実に違法となるはずの表現が堂々と踊っていたのは、なぜか。それが、現在では、穏健な表現に転じたのは、なぜか。潜在的批判を意識したものなのか。 アートな投資
20150108 稀少すぎて値もつかない本 稀覯書というのは、歴史的価値の高い本で、かつ、現存の部数が極端に少なく、滅多に古書店に現れもしない本のことです。もちろん、ごく稀に市場に出ることがあれば、著しく高い値段で取引されることになるはずですが、さて、本当にそうなるのか。 アートな投資
20130521 アートに投資する投資のアート アートは投資対象になり得るのでしょうか。アートは金のような信用制度の基盤を持っておらず、また単に保有していても、それだけではキャッシュを生みません。審美眼のあるお金持ちにとっては趣味と実益を兼ねた面白い投資対象かもしれませんが、責任ある投資家の投資対象としては、無理があるようです。 アートな投資
20130425 「赤いダイヤ」の小豆先物が投資対象になり得るわけ 商品先物というと、相場師の世界のようでいかにも投機という感じです。しかし現在では、マネッジドフューチャーズという名前のもとに、社会的責任を負う投資家にとっての普通の投資対象になっています。今回は、梶山季之の小説『赤いダイヤ』を題材に、投機と投資の微妙な関係を読み解きます。 アートな投資
20130418 オプション取引は賭博か 新テーマは「デリバティブ」。今回は、オプションのような射倖契約が正当な金融取引として成り立つための条件を検討します。金融取引としてのオプション取引は、金融関連法規のなかで金融機関の業務として定められている限り正当な経済取引ですが、任意な相対取引として構成できる広義なオプション契約の全てが正当な金融取引かについては一考を要します。 アートな投資
20100826 「相場格言」拾い読み 「実戦に役立つ相場格言」という小冊子を、当ウェブサイトの「読んで損しない本」で、紹介しています。ぜひ、ご覧下さい。私が、この冊子に関心を持った経緯は、 アートな投資