20220616 株式投資におけるバリュー、カタリスト、バリュートラップ バリューのある株式、即ち割安な株式に投資することは基本的戦略ですが、多くの場合、バリュートラップ、即ち万年割安に終わるので、いっそのこと、意図的にバリュートラップを狙ったほうがよくはないか。 株式投資
20220609 キャピタルストラクチャの最下位の株式が投資価値をもつために 投資対象として株式を選択してから、投資先企業を選択するのは、順序がおかしくないか。投資すべき事業を選択し、その事業領域の企業を選択し、最後に株式や社債などの手段を選択すべきではないのか。 投資戦略論 株式投資
20220303 経営者よりも投資家のほうが企業価値を高める 投資対象としての上場株式の魅力を増すためには、コーポレートガバナンスや情報開示の改善が必須ですが、上場株式以外の投資方法を工夫することも重要だと思われます。 コーポレートガバナンス 株式投資
20210121 株式投資における資本効率論の迷妄 資本は利潤を生むものである以前に、損失を吸収するものであって、企業が資本利潤を生み得るのは、損失を回避するからではなく、損失を恐れずに不確実な未来に賭けていくからです。故に、真の株式投資は、資本とは賭けの期待損失であるとの理解に基づくべきなのです。 株式投資
20201029 投資の技術よりも消費の感性を磨け 個人投資は、投資収益による豊かな消費を目的とし、その豊かな消費が経済成長に寄与して投資収益を生む、この好循環の実現が経済政策の課題です。また、投資は、消費生活を支える製品やサービスの提供企業への関心のもとでなされるとき、心理的動揺に左右されることない長期的なものになり得るのです。 株式投資
20201022 そもそも何のために株式を上場しているのか 株式市場が金融市場なら、資金調達の場であるべきですが、現在の日本の株式市場の実態においては、資金調達を主たる機能にしているとはいえません。では、資金調達しない企業が上場している目的は何か、投資家に売買の利便性を供与するのは、不特定多数の投資家から資金調達するためではないのか。 株式投資
20201008 そもそも株式投資とは何だったのか 株式投資が金融であるためには、新株を引き受けて、発行体企業へ資金供給を行うことでなければなりませんが、通常の株式投資は、既発の株式を取得することであって、発行体企業には一円も入らないものです。では、金融ではない株式投資とは何なのか。 株式投資
20180920 もう株式投資は古い 投資といえば株式投資というくらいに、株式は投資対象の代表になっているわけですが、事業を営むに株式会社である必要はなく、事業に参画するに事業主体を所有する必要もなく、ましてや、投資持分を日々売買しなければならない理由もありません。株式会社という制度を前提にして、そのガバナンスを問題にするくらいなら、別のガバナンスを工夫すればいいのです。さて、株式を超える投資とは何か。 株式投資
20180517 株式がまともな投資対象になるために 株式は企業の資金調達手段として広く認知されているもので、それに投資することについては、玄人の機関投資家も素人の個人も全く疑問を感じていないようですが、実のところ、株式の基本特性を仔細に検討するまでもなく、株式ほど投資家の権利保護に欠けるものもないわけです。さて、そのような株式が真の投資対象として価値をもち得るための条件とは何なのか。 株式投資
20130404 「株には手を出すな!」の発想からの株式投資 「株は危ないから、手を出すな」。これは、株は投機だという教えです。一方で、株式を使った資金調達は、産業金融に不可欠なものですし、株式投資は、社会的責任を負う機関投資家にとって、当たり前のものです。さて、株式は投資なのでしょうか、投機なのでしょうか。弊社代表。・森本紀行が株式投資の基本理念を改めて語ります。 株式投資