20140828 異端を尊ぶJR九州 JR九州が策定した「つくる2016JR九州グループ中期経営計画」には、企業の「いきざま」として、異端を尊ぶということが掲げられています。異端を尊ぶとは、企業の経営戦略としては、かなり特色のあるものですが、もしかすると、ダイバーシティ経営の模範例なのでしょうか。 コーポレートガバナンス
20140724 女性登用の数値目標について 安倍政権は、女性の活躍の場を拡大することに、非常に熱心です。大変によいことです。そうした政府の意向を受けてか、産業界には、女性の役員や管理職への登用について、数値目標を設定する企業もあるようです。さて、目標としての数値とは、どういうものか、実質的な改革の結果として数値が動くのは当然であるにしても。 コーポレートガバナンス
20131107 みずほ銀行のどこがいけないのか みずほ銀行は、経営陣が暴力団員らへの融資の存在を知りながら対策を講じずに放置していたとして、金融庁から業務改善命令という行政処分を受けました。さて、みずほ銀行のどこがいけないのでしょうか。 コーポレートガバナンス
20130606 成長なきところ投資なし 投資が投資としての収益を生むためには、投資対象において、何か新たなる価値が創出されるのでなければなりません。そもそも、投資収益とは、新たに創出される価値の配分だからです。もしも成長が新たなる価値の創出のことならば、投資の本質は成長のための原資の供給だということになります。 コーポレートガバナンス
20130516 企業は誰のものか 「企業統治論」第二弾。企業は誰のものか――これは企業統治論の核心となる問いです。企業は果たして、株主のものなのか、全ステークホルダーのものなのか。あるいは、そもそも企業は誰のものかなどと問うことが不毛なのでしょうか。企業論的、哲学的両方の見地から、「所有」の問題を考えます。 コーポレートガバナンス
20130509 企業の資金調達の目的と企業統治論 新シリーズ、「企業統治論」。今回は、資金調達の問題を通じて、企業統治論へつなげようという試みです。企業が資金調達を行うに際しては、資金使途が明確でなくてはなりません。具体的な使途もないのに金利が低いので社債を発行しておこうとか、多額の現金を留保し続けるというのは、企業財務の技術的問題ではなく、企業統治論の本質的問題です。 コーポレートガバナンス