20240208 顧客本位は営業話法ではないぞ、科学的な最善の追求だぞ 法律の文言にある「顧客等の最善の利益を勘案しつつ」を行為規範とするとき、法律の主旨に適うためには、どのような具体的な要件が充足されるべきなのか。 フィデューシャリー・デューティー
20240201 顧客の利益に適っていても最善の利益には反し得ること 最善のものは、ある条件のもとで、たった一つに特定されます。逆に、条件が異なれば、各条件に応じて、最善のものは無数にあり得ます。さて、法律にいう「顧客等の最善の利益」とは何か。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240125 売るも親切、売らぬも親切の誠実公正義務 金融サービス提供者が負う誠実公正義務について、前原誠司議員が「売らぬも親切」の法理を導いた以上、「貸さぬも親切」も法規範になったというべきではないか。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240118 前原誠司先生が明らかにした「売らぬも親切」の立法化の意義 法律改正により、金融サービス提供者が新たに負うことになった誠実公正義務について、前原誠司議員の国会での質問をもとに、その真の意義を考えます。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240111 前原誠司先生の高い見識による金商法等改正法解説 昨年の11月20日に成立した改正法の「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」について、前原誠司議員の国会での秀逸を極めた質問は、見事な解説になっています。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20231221 前原誠司議員が鋭く突いた「顧客等の最善の利益」の意味 新たに成立した金商法等改正法の審議過程において、前原誠司議員は極めて鋭い質問をしています。では、どこに前原先生の問題意識があったのか。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20231012 企業年金基金の資産運用から利益相反が一掃される日のために 企業年金基金の資産運用について、金融庁長官であった森信親氏が6年前に述べたことは、今漸くにして実現されようとしています。さて、これは速いのやら、遅いのやら。 フィデューシャリー・デューティー 年金基金
20231005 地場証券の伝統を破壊する人、捨てる人、堅持する人 地場証券のあるものは、千葉銀行に買収されて「犯罪に近い」ことをし、独立を守るために「ほぼ犯罪」に手を染めますが、真の地場証券は、誇り高き伝統を堅持しているはずです。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20230928 企業年金基金に資産運用において最善を尽くす義務を課すと 最善を尽くす義務は、投資運用業者の顧客である企業年金基金に課されることにより、投資運用業者に対して、より強力に機能して、投資運用業者は、その履行を徹底するようになるわけです。 フィデューシャリー・デューティー 年金基金
20230907 金融機関の淘汰と非金融への展開で金融は成長する もはや金融は特殊な領域ではなく、その成長があり得るとすれば、商業の常識である顧客本位の徹底、劣悪な金融機関の淘汰、非金融との境界の消滅が前提になるわけです。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針