20120614 厚生年金基金の脱退と解散をめぐる社会問題 森本紀行による、総合型厚生年金基金問題シリーズ第7弾。県建設業厚生年金基金(長野市)と、そこに加入する昌栄土建興業(諏訪郡原村)の訴訟事件を具体例に、厚生年金基金における、解散と任意脱退をめぐる難問をひも解きます。 厚生年金基金(2012)
20120607 厚生年金基金の相互扶助原理 前回の記事では、総合型厚生年金基金の持つ相互扶助の原理が、業界団体間の共同体意識無くしては成り立たないものであることについて触れました。現代における厚生年金基金の財政の悪化、積立不足問題の根本的な原因は、この連帯性の崩壊にあるようです。 厚生年金基金(2012)
20120531 厚生年金基金に資産運用の失敗や損失などない 「厚生年金基金は資産運用の失敗によって厳しい財政状況に陥っている」――それは果たして事実なのでしょうか? 「運用利率5.5%」の本来の意味とは? 森本紀行による、厚生年金基金問題シリーズ第5弾。今回のテーマは、厚生年金基金の資産管理の基本原理についてです。 厚生年金基金(2012)
20120524 厚生年金基金の誤算 厚生年金基金制度が作られて以降、当然ながら社会は大きな変化を続けてきました。かつて危機の兆候として認識されていたものが、今や遥かに深刻度を増した現実の問題として顕在化しています。厚生年金基金の存立基盤を再確立するために、我々が知っておかなければならない歴史とはなんでしょうか。 厚生年金基金(2012)
20120517 浅はかな厚生年金基金廃止論を撃つ 厚生年金基金の財務状況悪化問題をめぐり、民主党の作業部会は、将来的な基金制度廃止の考えを打ち出しました。これは社会にとって、一体どのような影響を及ぼす発案なのでしょうか。複雑な仕組みを持つ厚生年金基金制度について、その歴史的変遷を目の当たりにしてきた森本紀行が解説。基金制度の本質を詳らかにする、必読のシリーズです! 厚生年金基金(2012)
20120510 厚生年金基金の資産管理・運用に携わる者に求められる基本的な資質 厚生労働省は4月24日、第二回「厚生年金基金等の資産運用・財政運営に関する有識者会議」を開催しました。その中で、企業年金連合会常務理事・運用執行理事の濱口大輔氏は、「厚生年金基金の運用執行理事には、"運用経験者"の配置を原則義務付ける」ことを提言。一見当然と思われる内容ですが、この発言が、基金関係者内に大きな波紋を投げかけています。一体、何が問題となっているのでしょうか。 厚生年金基金(2012)