20240912 総資産利益率が経営効率測定指標の基本であるわけ 総資産利益率は、企業の現金創造の実態が適正に表現されるように、会計処理のなされた結果ですから、企業の経営効率を測定する指標として、最適であるはずです。 コーポレートガバナンス
20240905 不思議なジャーゴンが飛び交う株式投資の迷宮へ アールオーイー、ロイック、ワック、イービットダーなどと、奇妙なジャーゴン(業界用語)が濫用される世界では、オピニオンに左右されずに、ファクトに基づいて判断することが重要です。 株式投資
20240829 原子力事故、企業価値担保権、顧客の最善の利益の三題噺 法律は、原子力事故や担保権の行使のような最悪の事態が回避される方向に、当事者を動機付け、顧客の最善の利益が実現する方向に、事業者に利益誘因を与えているわけです。 フィデューシャリー・デューティー
20240822 原子力事業の健全な発達を促す原子力規制のあり方 原子力規制のあり方には、哲学的に高度な難問があるのですが、改めて、原子力規制は原子力事業の健全な発達のためにあるとの基本前提を考え直す必要があるでしょう。 原子力発電の行方(2011)
20240808 「益利回り×配当性向=配当利回り」から学ぶ株式投資 株主への配当は、企業の経営裁量によって決められますが、裁量とはいっても、投資家の利益を最大化するためには、決定方法の合理的基準があるわけです。 株式投資
20240801 高ROEでも高PBRなら低ROEで低PBRと同じこと 株式市場が十分に効率的なら、銘柄間で、投資収益率の静態的な期待値は同じですが、実際には、静態的な均衡が常に破られるので、投資収益率の実績値に大きな差が生じるのです。 株式投資
20240725 簿価計上されている資本を時価評価するものとしての純資産倍率 純資産倍率が1を大きく下回る企業は、投資家から、企業価値の成長期待をもてない、過大資本である、純資産の簿価計上が過大であると評価されているわけで、確かに問題ではあります。 株式投資
20240718 今こそ株式投資の基礎理論を学び直すべきとき 株式投資の収益率は、理論的には資本コストに一致しますが、そこに、割安、割高の調整が加わり、企業価値の変動期待に伴う株価の上下動が加わることで、大きく変化します。 株式投資
20240711 最適資本構成において何が何に対して最適となるのか 過大資本は、資本利益率を低下させ、過小資本は、過大負債による破綻の原因となって、ともに株主の利益に反するので、その中間に、株主の利益に適う最適資本があるわけです。 コーポレートガバナンス