20100218 投資の損失とリスクとボラティリティ 投資の原則は、損をしないことです。必ずしも、儲けることではない。資産は、それ自身として、本源的収益性を有します。つまり、資産の保有に収益は内包しているのです。 投資戦略論
20100204 クレジット投資の魅力 お金を貸したら、一定期間後に利息をつけて戻ってくること、これが投資の、というよりも金融そのもの、原点です。お金が戻ってくる、つまり、リターンreturnしてくるから、リターン(投資収益)というのです。 投資戦略論
20100128 バリューとカタリスト カタリストは、catalystのことで、化学でいう触媒です。触媒というのは、手元の岩波の国語辞典によれば、「化学反応の際に、それ自身は変化せず、他の物質の反応速度に影響する働きをする物質」のことです。 投資戦略論
20100121 投資のオポチュニティーと金融の社会的機能 金融の社会的機能は、経済活動に伴って生起する資金需要に対して、適切な時に、適切な方法で、適当(まさに適切な金額という意味での適当)な資金を供給することです。この自明な原点の理念への回帰が重要です。 投資戦略論
20100114 価値と価格とインカムとバリュー バリューとは、valueであり、価値のことですが、投資の世界では、バリューは価値そのものではなくて、価格と価値の差(価格を上回る価値の部分)のことです。そのような特別な意味をこめて、敢えてカタカナでバリューと呼びましょう。 投資戦略論
20100107 買収できない日本企業の株式の投資価値 日本株式市場の長期低迷の裏には、多数の要因の複合的作用があるのでしょうが、一つの重要な要素は、被買収に対する経営陣等の否定的対応なのだと思います。 株式投資
20091224 日本株で中国投資 中国の成長に参画することは、どのような資産運用を考えるにしても、ほとんど絶対的な要件でありましょう。しかし、中国の成長に参画するということは、必ずしも、中国の株式に直接投資することではありません。 株式投資