20100401 リクィディティをめぐる諸問題 リクィディティ(liquidity 通常、日本語では流動性といっています)とは、資産の売却可能性のことです。このリクィディティは、投資収益の重要な源泉です。なぜか。これが今回のコラムの課題です。 投資戦略論
20100318 アセット・アロケーションと分散効果 もしも、分散効果の観点から、アセット・アロケーションを考えるならば、分散効果がでるように、資産を分類すべきです。つまり、アセット・アロケーションにおける分散効果の低下が問題なのならば、資産の分類を変えればよいのです。 投資戦略論
20100311 アセット・アロケーションとガバナンス 資産の分類は資産運用管理のガバナンスの問題である。そのように、私は、前回コラム「アセット・アロケーションとアセット・セレクション」に書きました。なぜなら、資産の分類は、資産配分(アセット・アロケーション)の責任範囲の境界を規定するからです。 投資戦略論
20100218 投資の損失とリスクとボラティリティ 投資の原則は、損をしないことです。必ずしも、儲けることではない。資産は、それ自身として、本源的収益性を有します。つまり、資産の保有に収益は内包しているのです。 投資戦略論
20100204 クレジット投資の魅力 お金を貸したら、一定期間後に利息をつけて戻ってくること、これが投資の、というよりも金融そのもの、原点です。お金が戻ってくる、つまり、リターンreturnしてくるから、リターン(投資収益)というのです。 投資戦略論
20100128 バリューとカタリスト カタリストは、catalystのことで、化学でいう触媒です。触媒というのは、手元の岩波の国語辞典によれば、「化学反応の際に、それ自身は変化せず、他の物質の反応速度に影響する働きをする物質」のことです。 投資戦略論