20230803 どう銀行が変わると銀行持株会社が普通の持株会社になるのか 普通の持株会社では、子会社に銀行があっても、他の子会社の業務は制限されないのに、銀行持株会社では、銀行の兄弟会社の業務範囲が厳しく規制されるのは、不合理ではないか。 金融の脱構築
20230727 クレディセゾンとスルガ銀行の提携が成功し得ないわけ クレディセゾンとスルガ銀行の提携は、両社が厳格に規律を守れば、成果を生むはずがなく、成果と称するものが生まれるとしたら、両社の規律の弛緩のもとで、危険な帰結を招くかもしれません。 コーポレートガバナンス 金融の脱構築
20230720 バンクとノンバンクとの間の越え難き壁を越えるには バンクとノンバンクは、明確に棲み分けているからこそ、それぞれの存在意義が光るのであって、両者の厳格な規律のもとでの連携はあり得ても、安易な提携や統合はあり得ません。 金融の脱構築
20230713 メザニンは劣後しているからこそ優先されるという逆説 企業の資金調達において、負債に優先劣後関係が設けられることがありますが、一般に、劣後した負債ほど、優先的に弁済されます。さて、劣後したものほど優先されるとは、どういうことか。 成長戦略 投資戦略論
20230706 街の名店セゾン投信を回転寿司にするクレディセゾンの愚かしさ クレディセゾンは、金融庁監督下にない企業とはいえ、セゾン投信の株主である限りは、フィデューシャリー・デューティーを負うことを理解し、即座に行動を正すべきです。 フィデューシャリー・デューティー 投資信託
20230629 成長とはベストオーナーのもとに事業が集積されていくことだ 複数の事業を所有する企業では、その再編が常に経営課題になりますが、事業再編は、所有する企業の立場からではなく、事業自身の視点でなされるべきではないか。 成長戦略
20230622 火種を抱えるクレディセゾンは即座にセゾン投信中野会長と和解すべきだ クレディセゾンは、セゾン投信中野会長更迭案を撤回し、まずは燃え盛る火災を鎮めて、スルガ銀行との資本業務提携に関連した重要課題の対応に専念すべきではないか。 フィデューシャリー・デューティー 投資信託
20230615 セゾン投信中野氏更迭は金融行政に無知蒙昧なクレディセゾンの暴挙だ クレディセゾンは、金融の末席を汚す身ながら、金融庁の監督下になく、金融行政に無知蒙昧だからこそ、公然と投資信託の販売強化を理由にして、セゾン投信中野氏更迭という暴挙にでるのです。 フィデューシャリー・デューティー 投資信託
20230608 クレディセゾンはセゾン投信を破壊して顧客を裏切るのか クレディセゾンは、積立王子こと、セゾン投信代表取締役会長の中野氏を解任します。この、顧客の全幅の信頼を集め、業界に新風を吹き込んだ著名な革命児を解任することは、顧客無視の許されざる暴挙です。 フィデューシャリー・デューティー 投資信託
20230601 ノンバンク金融仲介における投資としての融資の意義 ノンバンク金融仲介とは、銀行等に固有の諸制約のもとで、銀行等が融資できない先に、投資運用業者等が融資することですが、さて、投資としての融資は、いかなる要件を充足すべきか。 金融の脱構築