20220224 株式会社に出資することは贈与みたいなものだから 株式会社という制度は、あまりにも慣れ親しまれたことで、資本の特異な性格は意識されなくなりましたが、その贈与と債権の中間的性格は、常に、再検討されなくてはなりません。 コーポレートガバナンス
20220217 あまりにも杜撰な新生インベストメントの運用実態 金融庁は、新生インベストメントに対し、業務改善命令を発出しました。公表された事実関係からすれば、当社は投資運用業者としての基礎的要件を欠いており、本件は当社固有の逸脱事案ではありますが、業界全体への影響もありそうです。 金融行政方針
20220210 みずほの業務改善計画と経営陣刷新が機能しないわけ みずほ銀行は、一連のシステム障害に関し、業務改善計画を金融庁に提出しましたが、事象の背後にある真因が何であるかについて明らかにしておらず、単なる作文にすぎないようにみえます。 コーポレートガバナンス 金融行政方針
20220203 三菱UFJ国際投信の「地球ゴマ」は危ない玩具だぞ 三菱UFJ国際投信は、昨年末、目論見書の記載と異なる投資行動をとったとして、その誤りにより生じた損失を補填すると公表しました。この珍しい事案、一体、何が問題なのか。 投資信託 金利生活
20220127 投資と事業経営の優劣を決するのは資金調達力だ 事業経営に資金は不可欠ですが、必要なときに必要な資金を確実に調達できれば、手元資金を最小化できて、経営効率が高くなります。要は、経営能力とは、資金調達力に集約されるのではないか。 成長戦略
20220120 自転車操業は理想的な効率経営である 自転車操業とは、事業者に手元資金の余裕が全くなく、直前の入金によって、辛うじて出金が可能になるような状況ですが、その何がいけないのか、むしろ、資金効率を最大化しているのではないか。 成長戦略
20220113 金融の基本原則は顧客の利益に反した独善ではないのか 金融機関は、金融の基本原則に忠実であることによって、自己本位の独善に陥っているのではないか、金融庁のいう顧客本位とは、その独善の迷妄からの覚醒ではないのか。 金融行政方針
20220106 みずほのESGは投資戦略なのか営業話法なのか 投資運用業において、ESGやSDGsは、投資戦略上の判断要素なのか、投資戦略を超えた社会的責務なのか、それとも、投資戦略とは関係のない営業話法なのか。 ESG/SDGs
20211223 みずほの企業風土は金融庁の行政処分で変わるのか みずほ銀行は、短期間に8回ものシステム障害を起こし、顧客に重大な影響を与えたことから、金融庁の行政処分を受けたわけですが、さて、みずほ銀行のどこが悪いのか。 コーポレートガバナンス
20211216 投資信託の下取り制度があってもよくはないか 規模の小さな投資信託を整理するためには、使い勝手の悪い併合という制度を用いるよりも、生命保険におけるように、投資信託にも転換を認めるほうがよくはないか。 投資信託 金利生活