20240725 簿価計上されている資本を時価評価するものとしての純資産倍率 純資産倍率が1を大きく下回る企業は、投資家から、企業価値の成長期待をもてない、過大資本である、純資産の簿価計上が過大であると評価されているわけで、確かに問題ではあります。 株式投資
20240718 今こそ株式投資の基礎理論を学び直すべきとき 株式投資の収益率は、理論的には資本コストに一致しますが、そこに、割安、割高の調整が加わり、企業価値の変動期待に伴う株価の上下動が加わることで、大きく変化します。 株式投資
20240711 最適資本構成において何が何に対して最適となるのか 過大資本は、資本利益率を低下させ、過小資本は、過大負債による破綻の原因となって、ともに株主の利益に反するので、その中間に、株主の利益に適う最適資本があるわけです。 コーポレートガバナンス
20240704 こうすれば債務超過の企業にも新規に融資できる 銀行等の担保や保証に依存した融資は、規制の副産物だとしても、それが維持されているのは、銀行等が制約に安住するからで、その安住を破るものこそ、事業性融資です。 金融行政方針
20240627 金融界の旧弊に挑戦する事業性融資推進法の創造的破壊力 金融機関は、新たに成立した「事業性融資の推進等に関する法律」を積極的に活用することで、融資先企業との間で、どのような共通価値を創造できるのか。 成長戦略 金融行政方針
20240620 顧客の最善の利益を勘案することは金融機関の真の営業戦略だ 金融サービスの利用において、顧客の判断は必ずしも合理的ではなく、それを金融機関が適切に是正すれば、顧客の利益になると同時に、金融機関自身の利益にもなります。 フィデューシャリー・デューティー
20240613 かかりつけ医的に顧客をケアする金融機関の責任 金融機関として、顧客の最善の利益を勘案するとき、顧客の幸福や繁栄について、常に親身な関心をもち、顧客の動静に細心の注意を払うことになるはずです。 フィデューシャリー・デューティー
20240606 脆弱な顧客を健康診断で強くする金融機関の義務 高度情報化社会において、技術や情報を使いこなせる人にとっては、利便性が劇的に向上するなかで、使いこなせない人にとっては、危険性が著しく増大したのではないか。 フィデューシャリー・デューティー
20240530 成長のための資本は起業のための資本と全く異なる 成長資本とは、起業が成功した後、次の成長段階に必要な経営資源を得るために投下される資本ですが、どのように調達されるべきか、また、企業価値担保融資は使えるのか。 成長戦略
20240523 企業経営の本質は過去の売却と未来の創造との好循環だ 企業経営の本質は、オリジネーション、即ち、リスクテイクによる価値創造と、ディストリビューションによる資金調達、即ち、ディリスクによる価値売却につきる。 成長戦略