20240808 「益利回り×配当性向=配当利回り」から学ぶ株式投資 株主への配当は、企業の経営裁量によって決められますが、裁量とはいっても、投資家の利益を最大化するためには、決定方法の合理的基準があるわけです。 株式投資
20240801 高ROEでも高PBRなら低ROEで低PBRと同じこと 株式市場が十分に効率的なら、銘柄間で、投資収益率の静態的な期待値は同じですが、実際には、静態的な均衡が常に破られるので、投資収益率の実績値に大きな差が生じるのです。 株式投資
20240725 簿価計上されている資本を時価評価するものとしての純資産倍率 純資産倍率が1を大きく下回る企業は、投資家から、企業価値の成長期待をもてない、過大資本である、純資産の簿価計上が過大であると評価されているわけで、確かに問題ではあります。 株式投資
20240718 今こそ株式投資の基礎理論を学び直すべきとき 株式投資の収益率は、理論的には資本コストに一致しますが、そこに、割安、割高の調整が加わり、企業価値の変動期待に伴う株価の上下動が加わることで、大きく変化します。 株式投資
20240711 最適資本構成において何が何に対して最適となるのか 過大資本は、資本利益率を低下させ、過小資本は、過大負債による破綻の原因となって、ともに株主の利益に反するので、その中間に、株主の利益に適う最適資本があるわけです。 コーポレートガバナンス
20240704 こうすれば債務超過の企業にも新規に融資できる 銀行等の担保や保証に依存した融資は、規制の副産物だとしても、それが維持されているのは、銀行等が制約に安住するからで、その安住を破るものこそ、事業性融資です。 金融行政方針
20240627 金融界の旧弊に挑戦する事業性融資推進法の創造的破壊力 金融機関は、新たに成立した「事業性融資の推進等に関する法律」を積極的に活用することで、融資先企業との間で、どのような共通価値を創造できるのか。 成長戦略 金融行政方針
20240620 顧客の最善の利益を勘案することは金融機関の真の営業戦略だ 金融サービスの利用において、顧客の判断は必ずしも合理的ではなく、それを金融機関が適切に是正すれば、顧客の利益になると同時に、金融機関自身の利益にもなります。 フィデューシャリー・デューティー
20240613 かかりつけ医的に顧客をケアする金融機関の責任 金融機関として、顧客の最善の利益を勘案するとき、顧客の幸福や繁栄について、常に親身な関心をもち、顧客の動静に細心の注意を払うことになるはずです。 フィデューシャリー・デューティー
20240606 脆弱な顧客を健康診断で強くする金融機関の義務 高度情報化社会において、技術や情報を使いこなせる人にとっては、利便性が劇的に向上するなかで、使いこなせない人にとっては、危険性が著しく増大したのではないか。 フィデューシャリー・デューティー