20240516 事業の連続的な譲受こそ企業経営の本質だ どの事業にも、ベストオーナー、即ち最適な所有者がいますが、事業の成長軌道は、階段状の曲線なので、各成長段階に応じて、ベストオーナーは変わり得るわけです。 成長戦略
20240509 行使されると債務者の利益になり産業再編が促される不思議な担保 企業価値担保による事業性融資とは、金融機関に債務者企業の成長のための経営支援を促し、産業再編を加速させて、経済の持続的成長を実現するものではないのか。 金融の脱構築
20240425 金融では顧客の最善の利益を勘案すると儲からないのか 金融機関は、説明という名の一方的な営業話法を展開し、意向確認という名の一方的な質問を浴びせるだけですが、顧客の最善の利益を勘案することで、顧客と対話できるようになるのか。 フィデューシャリー・デューティー 金融行政方針
20240418 元金融庁長官の森信親氏の掲げた理念が立法化されるとき 2015年から3年間、金融庁長官であった森信親氏の掲げた理念は、金融行政を根本的に転換させ、今も力強く生き続けて、順次、法律に具現化されていっています。 金融行政方針
20240411 銀行が融資先の企業価値を高める努力をする担保法制の創造 融資における担保の真の機能は、債務者の経営破綻時の債権回収ではなく、債権者が早期に経営支援や事業再編を主導して、経営破綻を未然に回避することではないのか。 金融の脱構築
20240404 スルガ銀行の行政処分は新しい法律のもとでは異なっていたのか 不正な方法による融資は、顧客の利益に反する結果を生むと予見され、借金による投資用不動産の購入を勧めることは、顧客属性に照らして、その最善の利益に反する場合が多いのだから。 スルガ銀行(2018) 金融行政方針
20240328 千葉銀行等の行政処分は新しい法律のもとでは異なっていたのか 顧客の不利益にならないときも、顧客の最善の利益には反し得るなかで、金融機関は、法律上の義務として、どのように顧客の最善の利益を勘案するのか。 金融行政方針
20240321 信頼を裏切っても信頼される金融の病理に法律が介入するとき 顧客が金融機関に対する信頼のもとで金融機能を利用するとき、法律は、個別の金融機能利用を保護するに先立って、より本源的に、金融機関に対する信頼を保護することにしたのです。 フィデューシャリー・デューティー
20240314 情報量の増大で消費者が得るのは利便性か苦痛か 過剰情報の混乱と、情報操作の危険のなかで、本質的に脆弱な消費者の利益を守るために、新たな消費者法は、どのような社会共同体の関与を構想するのか。 フィデューシャリー・デューティー
20240307 自由で気儘な消費者の非合理を優しく合理化する事業者の責任 誰しも信頼できる商店や金融機関を選ぶのだから、その消費者の事業者に対する素朴な信頼は、法律上も、手厚く保護されるべきではないか。 フィデューシャリー・デューティー