JDR(Japanese Depositary Receipt)
2018/08/08更新JDR は、Japanese Depositary Receiptの略で、敢えて日本語で呼べば、日本型預託証券である。これは、海外において様々に異なる制度のもとで発行された株式、債券、ETF等を国内市場で円滑に流通させる目的で、国内法の制度に統一する仕組みとして、日本の信託法のもとで信託して、信託受益証券に転換したものである。2007年9月の「金融商品取引法」の改正に伴って導入された。東京証券取引所は、法改正直後の2007年11月に、海外で発行された株式とETFを対象としたJDRの上場制度を整備し、2011年4月には、対象をETNに拡大する制度改正を行っている。