スチュワードシップ・コード
2020/03/25更新2014年2月26日に策定され、金融庁より、「日本版スチュワードシップ・コード」の名称で、公表されたもの。2017年5月29日に改定され、2020年3月24日には、再改訂版が公表されている。そこでは、本コードは、「機関投資家が、顧客・受益者と投資先企業の双方を視野に入れ、「責任ある機関投資家」として当該スチュワードシップ責任を果たすに当たり有用と考えられる諸原則を定めるもの」とされ、「スチュワードシップ責任」とは、「機関投資家が、投資先企業やその事業環境等に関する深い理解のほか運用戦略に応じたサステナビリティ(ESG要素を含む中長期的な持続可能性)の考慮に基づく建設的な「目的を持った対話」(エンゲージメント)などを通じて、当該企業の企業価値の向上や持続的成長を促すことにより、「顧客・受益者」 (最終受益者を含む。以下同じ。)の中長期的な投資リターンの拡大を図る責任を意味する」とされている。