注目は、アジア経済の成長の恩恵を受けることのできる日本企業とグローバル株式運用(日本を含む世界)

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今回の調査の対象は弊社月例資産運用セミナーにご参加頂いた機関投資家をはじめとする資産運用業界関係者で、全参加者50名中24名の方に、現在における日本株の注目銘柄や戦略・日本株式市場での銘柄選択における日本語によるコミュニケーションについての質問にご協力頂きました。


意識調査に回答して頂いた方の業種別割合としては、
年金基金もしくは母体企業の資産運用管理者25%、金融機関の自己資産運用担当者25%、大学財団など、その他法人の資産運用担当者0%、投資運用業者(信託銀行を含む)8%、コンサルタント8%、その他8%という結果となりました。

(詳細は右上のグラフをクリックしてください。)

以下、集計結果を公表致します。

Q1 日本株について、現況から見て今後どのような銘柄・戦略に注目したいとお考えでしょうか。最も該当するものを1つお選び下さい。

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①平均株価は低迷しており、ボラティリティが高い割にはリターンを得られないので注目しない。
②現在の株価は割安なので、これを機会と捉え、全体的に注目していきたい。
③財務的に健全な企業を厳選するバリューに注目していきたい。
④アジア経済の成長の恩恵を受けることのできる日本企業に注目していきたい。
⑤国際競争力のある日本企業を厳選するべく、グローバル株式運用(日本を含む世界)に注目していきたい。
⑥その他

回答は、④アジア経済の成長の恩恵を受けることのできる日本企業に注目と⑤国際競争力のある日本企業を源泉するべく、グローバル株式運用(日本を含む世界)に注目していきたいで二分されました。

Q2 外国人投資家の比率が高くグローバル化の進む日本株式市場において、銘柄選択に当たり、日本語によるコミュニケーションはどの程度重要と思われますか。以下の選択肢より1つお選び下さい。


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①情報量が多いことやコミュニケーションのとりやすさに鑑み、日本企業の調査分析には、日本語によるコミュニケーションは必要不可欠で、とても重要である。                           ②会計基準の国際的統一化や、日本企業の英語によるIRの向上を前提とすれば、日本語によるコミュニケーションは必ずしも重要ではなく、むしろグローバル企業間の比較分析ができる英語力が重要である。                                 ③日本語のみの分析調査では、逆にノイズが多く、視野が狭くなりがちなので、英語によるコミュニケーションに一本化したほうがよい。
日本語が必要か否かという点に関しては意見が2つに割れました。日本語によるコミュニケーションは必ずしも重要ではなく、むしろグローバル企業間の比較分析ができる英語力が重要であるという意見の方が全体の53%と若干、多数を占めました。

Q3 本セミナーは今後の資産運用を考えるうえで役に立ちましたか。


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最後に、セミナーの満足度をお伺い致しました。

(詳細は左の画像をクリックしてください。)


?セミナーレポート “投資対象としての「日本」の価値” セミナーテーマにおける意識調査編?は以上となります。今回の意識調査にご協力頂きました皆様には改めて御礼申し上げます。

次回3/19開催月例セミナー・“クレジット投資の魅力”につきましても、是非とも皆様のご参加をお待ちしております。