いま企業年金の資産運用のあり方を見直す際、考慮すべき外的要因は「経済・金融環境の構造的変化」と最も多くの方が回答。

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今回の調査の対象は弊社月例資産運用セミナーにご参加頂いた機関投資家をはじめとする資産運用業界関係者で、全参加者109名中66名の方に日本の企業年金の資産運用の変革のきっかけとあり方について、アンケートにご協力頂きました。

<br /><br />Q1.これまでの日本の企業年金の資産運用について、変革のきっかけになったものは、次のどれだとお考えでしょうか。一番大きな影響を与えたとお考えのものを、一つだけお選びください。

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①長銀、日債銀の一時国有化に代表される金融危機
②退職給付会計の導入
③時価主義の導入
④代行返上
⑤超低金利の定着
⑥その他



こちらは回答が分かれましたが、⑤の「超低金利の定着」が、38%と最も多い回答となり、続いて、①の「長銀、日債銀の一時国有化に代表される金融危機」と③の「時価主義の導入」が、それぞれ21%を占めました。また、その他の具体的な意見としては、『運用拡大と受託者責任ガイドラインの判定』『運用規制の完全撤廃』『バブルの崩壊』などがありました。

<br /><br />Q2.いま企業年金の資産運用のあり方を見直すとしたら、考慮すべき外的要因として、次のどれが重要だとお考えでしょうか。一番重要と思われるものを、一つだけお選びください。


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①成熟度の高まりと給付額の増加
②低下した積立水準
③母体企業の厳しい経営環境
④経済・金融環境の構造的変化


こちらは、④の「経済・金融環境の構造的変化」が44%と最も多くの方が回答しました。


“日本の年金資産運用の歴史”セミナーテーマにおけるアンケートは以上となります。
なお、本セミナーのまとめや、当日配布資料についてはセミナーレポートからご覧頂けます。

次回10/15(木)開催・月例資産運用セミナーは「資産配分から資産選択へ」となります。皆様のご参加を是非ともお待ちしております。
また、こちらの10/15開催のセミナーにつきまして急遽、会場が如水会館からTKP大手町カンファレンスセンター(EASTホール1)に変更となりました。お申し込みいただいた皆様には、ご迷惑をお掛けしますが当日はお間違いのないようお越し下さい。