11/26開催 HC資産運用 緊急特別セミナー セミナーレポート/アンケート結果

HCセミナー
<クリックして拡大>
今回のセミナーには、計104名の方にご参加頂き、会場内は満員となりました。
ご来場頂きました皆様には改めて御礼申し上げます。

それでは、セミナーの様子と当日ご参加頂いた皆様へ行ったアンケートの結果についてご報告致します。


今回は、有限責任監査法人トーマツ・公認会計士の井上雅彦先生を講師にお招きし、IFRS(国際会計基準)と退職給付会計変更のポイントについてご解説頂きました。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

<クリックして拡大>
続いて、弊社代表・森本紀行が「環境変化に対応した企業年金の新しい資産運用のあり方」というテーマで講演いたしました。

■ご参加者の声(一部ご紹介)■

年金の本質的な課題を再確認させて頂きました。
IFRSについても退職給付会計について体系的に話されていて、非常に分かりやすかった。 

年金運用の本質的な意味を整理できた。引続き同様のテーマで定期的に実施してほしい。 

など、多数のご意見を頂いております!


※こちらから、弊社代表・森本紀行の当日講演資料をPDFでダウンロードすることが可能です。

~会場で行ったアンケート結果のご紹介~


<クリックして拡大>

今回の調査の対象は本セミナーにご参加頂いた機関投資家をはじめとする資産運用業界関係者で、全参加者104名中54名の方に確定給付企業年金制度の存立基盤の重要要素・時価評価の問題について、アンケートにご協力頂きました。

<br /><br />Q1. 確定給付企業年金制度の存立基盤を揺るぎなきものにするために最も必要なことは、次のどれだとお考えでしょうか。決定的に重要だと思われるものを一つだけ選択ください。


<クリックして拡大>
①激変する市場環境に機動的に対応できるよう、受託者責任/ガバナンスのあり方を整備すること。

②損失処理の方法などについて、財政基準の緩和措置など、制度的な危機対応策を講じること。
③企業収益への影響を緩和するために、企業会計のあり方を見直すこと。

④環境変化に対応して、資産配分を見直すこと。

⑤資産配分機能を含む委託の方法など、運用会社の選択を見直すこと。

⑥その他

こちらは、①の36%が、最も多い回答となりました。

<br /><br />Q2. 時価評価の問題について、どのようにお考えでしょうか。次の中から一つだけ選択ください。


<クリックして拡大>
①時価は時価としての客観性があるのだから、財政的にも会計的にも一つの時価で統一すべきである。

②時価を測定するのは当然だが、財政や会計の目的のためには、複数の資産評価方式が認められてもいいのではないか。

③財政や会計の目的のためにも一つの時価を用いるべきだが、認識された評価損の処理の方法については、弾力的な運用がありえてもいいのではないか。  

④時価の採用は運用評価等の目的にとどめて、財政的にも会計的にも簿価主義に戻るべきである。

⑤無回答

こちらは、回答が二つに分かれましたが、②が42%と若干多い回答となりました。



“企業経営と企業年金資金の財務リスク管理”セミナーのご報告は以上となります。

また、次回の月例資産運用セミナーは12/17(木)開催・「いい運用会社」とはとなります。皆様のご参加を是非ともお待ちしております。