亀井大臣のモラトリアム発言に関する意識調査 キャンペーン結果

―金融機関に返済猶予などを促す中小企業金融円滑化法案―
11月20日(金)衆議院本会議で自民・公明両党などが退席する中、与党と共産党などの賛成多数で可決され、
参議院へ送付されました。そこでfromHCでは、2009年11月20日~12月15日迄の間、亀井大臣のモラトリアム発言に関する意識調査キャンペーンを行い、応募総数より金融業界関係者の見解(46票)を抽出し、以下にまとめました。

<br /><br />Q1 亀井大臣のモラトリアム発言。賛否両論、喧々諤々、金融界は大騒ぎです。どうやら、落ち着き先は、「金融機関は、中小企業または住宅ローンの借り手からの申し込みがあった場合には、できる限り、貸付条件の変更等の適切な措置をとるように努める」(金融庁素案)ということのようですが、さて、あなたのご意見は?

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①素晴らしい。まさに国民の視点での金融改革だ。ぜひ、積極推進して欲しい。
②趣旨には賛同できる。ただし、信用秩序に配慮する限り、実効性のある制度にはなり得ない。
③趣旨には賛同できる。しかし、信用秩序の根幹を揺るがしかねないことで、強行すれば弊害がでる。
④趣旨がおかしい。信用秩序を乱す弊害があるのみ。
⑤全くナンセンス。目茶苦茶過ぎて、論じるに値しない。



④と⑤で過半数を占めるという結果になりました。

<br /><br />Q2 亀井大臣、今度は、日本郵政の意表をついたトップ人事。役人の天下りに反対なはずの民主党政権下で、元大蔵事務次官の起用。さて、あなたのご意見は?


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①大賛成。元役人だからこそ、本当の郵政改革ができるのだ。
②賛成。要は人物。役人出身だっていい。
③反対はしない。元役人はいただけないが、民間に引受け手がいないなら、仕方ない。
④反対。民間の人材の層は厚い。必ず、民間に適材がいる。
⑤大反対。元役人にだって、もっと、適切な人材はいるだろう。
⑥断固反対。これは、天下りどころか、渡りだ。


こちらも、④・⑤・⑥で過半数を占めるなど、全体的に否定的な見解が多くみられました。

<br /><br />Q3 亀井大臣、それにしても、独特な語り口ですね。内容もさることながら、あのスタイルも、物議をかもす原因では?さて、あなたのご意見は?


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①大好き。ファンです。
②好き。わかりやすし、おもしろい。
③嫌い。話す内容は、いいのだけれども。
④大嫌い。内容も良くない。
⑤好きも嫌いも、あれは、政治家としての計算された話術だと思う。
⑥好きも嫌いも、あれは、性格だから、仕方ない。


意見が分かれましたが、「政治家としての計算された話術」と捉える人が39%と多数を占めました。

今後も、fromHCでは各種意識調査キャンペーンを行う予定ですのでご注目ください!