『「バ リュー」と「グロース」というような伝統的なスタイルの区分について』一定の運用手法の分類については懐疑的な見解が多数

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今回の調査の対象は弊社月例資産運用セミナーにご参加頂いた機関投資家をはじめとする資産運用業界関係者で、全参加者50名中32名の方に、「バリュー」と「グロース」というよう な伝統的なスタイルの区分について、アンケートにご協力頂きました。



<br /><br />Q1 「バリュー」と「グロース」というような伝統的なスタイルの区分について、どのように、お考えになりますか。                                            仮に、運用会社を選ぶ立場(投資家やコンサルタント)に立ったとして、一番近いと思われるものを、一つだけお選びください。

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1. そもそも、一定の既成概念で運用の手法を分類することは、不可能。
2. 一定の運用手法の分類は、技術的にあり得ても、適当でない。運用会社に形式的なスタイルの枠に拘泥した運用を強制させる弊害があるのみで、有害。
3. 全く自由な運用というのも、問題がある。合理的な分類方法に基づいて運用会社を選択する必要がある以上、不可欠。ただし、本当にリスク分散等の視点で有益かどうかは、わからない。
4. 運用会社の選択にとっても不可欠だし、リスク分散等の視点でも有益。
5. その他


結果は、3の「全く自由な運用というのも、問題がある。合理的な分類方法に基づいて運用会社を選択する必要がある以上、不可欠。ただし、本当にリスク分散等の視点で有益かどうかは、わからない。」が43%と最も多い回答となりました。

<br /><br />Q2 全く同じ質問ですが、仮に、選ばれる運用会社の立場に立ったとして、一番近いと思われるものを、一つだけお選びください。


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1. そもそも、一定の既成概念で運用の手法を分類することは、不可能。
2. 一定の運用手法の分類は、技術的にあり得ても、適当でない。運用会社に形式的なスタイルの枠に拘泥した運用を強制させる弊害があるのみで、有害。
3. 全く自由な運用というのも、問題がある。合理的な分類方法に基づいて運用会社を選択する必要がある以上、不可欠。ただし、本当にリスク分散等の視点で有益かどうかは、わからない。
4. 運用会社の選択にとっても不可欠だし、リスク分散等の視点でも有益。
5. その他

こちらは、2の「一定の運用手法の分類は、技術的にあり得ても、適当でない。運用会社に形式的なスタイルの枠に拘泥した運用を強制させる弊害があるのみで、有害。」(38%)が、3の「全く自由な運用というのも、問題がある。合理的な分類方法に基づいて運用会社を選択する必要がある以上、不可欠。ただし、本当にリスク分散等の視点で有益かどうかは、わからない。」(34%)より、若干多い回答となりました。


“「バリュー(割安)」運用の真の意味”セミナーテーマにおけるアンケートは以上となります。
なお、本セミナーのまとめや、当日配布資料についてはセミナーレポートからご覧頂けます。

次回、2011/3/9(水)開催・HC資産運用セミナーはクレジット投資の魅力となります。