20111124 オリンパス問題の深層 深層というのは、真相の誤植ではなくて、「奥深く隠れた部分」(岩波国語辞典)のことですよね。なにしろ、ことの真相は、オリンパスが設置した第三者委員会の調査報告を待って、そこからやっと解明に着手されるという状況ですものね。 オリンパス問題(2011)
20111117 オリンパスのどこがいけないのか オリンパスについては、1990年台に遡る古い時期の投資損失が不適切な処理により先送りされ、その損失が不適切な方法により解消されるという、不適切な経営行動が過去にあったらしいのですが、だからといって、現在のオリンパスの企業価値を論じるときに、過去の不適切性がどれだけの意味をもつのか、という話ですね。 オリンパス問題(2011)
20111110 オリンパスの悲願と裏の闇 この時点でオリンパス問題をとり上げるとは、なかなか勇気がありますね。さて、どうなることやら。ところで、表題に掲げたオリンパスの悲願とは、何でしょうか。まさか、損失の先送り計上のことではないでしょうが。 オリンパス問題(2011)
20111104 東京電力に対する債権が不良債権にならないわけ 前回の論考によれば、金融機関の東京電力に対する貸付債権は不良債権にならないだろう、ということでした。しかし、政府の資金支援のもとで存続を維持することになる東京電力、その東京電力向け債権が不良債権にならないというのは、普通の人には少し理解しにくいですね。 東京電力問題(2011)