20141127 日本郵政の内部取引の透明性 日本郵政のなかで、一番価値があるのは、どこでしょうか。意外と、日本郵便かもしれません。なぜなら、企業の価値は、顧客との接点から生まれるのでしょうが、日本郵政の場合、ゆうちょ銀行もかんぽ生命も、顧客接点は、圧倒的に、日本郵便の郵便局ネットワークに依存しているのですから。 日本郵政(2014)
20141120 野村證券の投資信託はもっとすごい 三井住友銀行で一番売れている投資信託は、「欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース)」というものです。なぜ、豪ドル建てなのだろう。野村證券で一番売れている投資信託は、「アムンディ・欧州ハイ・イールド債券ファンド(トルコリラコース)」というものです。おお、さすがに上手ですねえ、トルコリラ建てですか。しかし、すごすぎませんか。 投資信託 金利生活
20141113 日本郵政は、資本が余っているなら、政府に返せ 日本郵政公社の機能は、三つの事業会社に分割再編されたのですが、それらの事業会社を完全子会社として保有する日本郵政は、グループ全体としてみれば、日本郵政公社が名前を変えただけというに近いものです。つまり、資産も負債も、故に資本も、公社時代、さらにいえば、郵政省時代、もっといえば、逓信省時代から継承しているわけです。さて、本当に、それでよかったのか。 日本郵政(2014)
20141106 日本郵政の企業価値 政府は、日本郵政の株式を売却処分するために、上場へ向けた事務的準備を始めたところですが、さて、上場したときの日本郵政の時価総額は、いくらになるのか。時価総額は企業価値を示すものですから、日本郵政の企業価値が推計しにくいものである以上、その予測の幅は、かなり広いものになるのではないでしょうか。 日本郵政(2014)