20201224 会社員である前に人であり街の住人であり子である 人は、家族をはじめ飲み屋の常連に至るまで、多種多様の人間関係に重層的に属していて、様々に異なる状況において、その場に最も適合した関係を識別し、その関係において適切に行動するのです。企業に働く人は、社内においても、人としての多様な関係を弁えるべきではないか。 働き方改革
20201217 隅田川は羊羹のように流れて観光業に至る 「夜半の隅田川は何度見ても、詩人S・Mの言葉を超えることは出来ない。-「羊羹のように流れている。」」、芥川龍之介の最晩年の小品「都会で」にある警句です。夜の隅田川を羊羹に喩えるのは詩人の優れた感性ですが、東京湾河口部において隅田川に流れはなく、流れないからこそ羊羹なのです。 成長戦略
20201210 企業経営は創造と売却の無限の循環だ 芸術で家計が回る人、即ち、創造したものを売却して資金を作り、それを元手に次の創造に向かう人が芸術家なのと同様に、価値のある不動産を開発し、それを売却して次の開発に向かうのが真の不動産開発業者だとしたら、更に一般化して、事業価値のあるものを創造し、それを売却して次の創造に向かうのが企業経営の本質だといえないか。 成長戦略
20201203 滅び行くものの投資対象としての魅力 資金を投じて建物を建設し、それを賃貸に供すれば、建物は直ちに劣化し始めると同時に、賃料という収益を生み始めます。つまり、投資対象は滅び行く過程で収益を生む、これが不動産投資の本質であり、実は、投資一般の原理なのです。 投資哲学