vol.32 株式投資の応用編
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事業価値の上昇に伴い株価が上がる前提に基づく積極的な投資スタイルを成長株運用(グロース)といい、株価が理論価値を下回り理論価値へ収束する前提に基づく保守的な投資スタイルを割安株運用(バリュー)といいます。どちらのスタイルもアクティブ運用の代表格であり、両手法の優劣についての議論が今現在も絶えません。本セミナーでは「グロース」と「バリュー」の基本的な考えと、保守主義であるバリュー運用の投資判断や割安解消のきっかけ(カタリスト)を紹介し、それぞれの投資機会について考察します。
2024年11月5日当日資料:https://www.fromhc.com/241105_HCseminar_32.pdf
テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
「株式投資の成功の鍵は売却規律の徹底だ」(2024.9.19掲載)
売却規律を徹底すれば心理的弱さを克服できる背景に加えて、株価形成の仕組みやバリューの意味、株式投資のプロフェッショナルに求められる気質について解説しています。
「株式投資におけるバリュー、カタリスト、バリュートラップ」(2022.6.16掲載)
バリュー投資においては、バリュー解消を起動させる要因が特定されていなければなりません。当コラムではその条件について論じています。
「価値の変動と価格の変動」(2009.12.17掲載)
株価が安くなっても、割安とは限らないといった基本的な価値と価格の関係性について論じており、バリュー運用への理解が深まります。
●本テーマに関連した「読んで損しない本」
「ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け」
(原題:One up on Wall Street : how to use what you already know to make money in the Market)
投資家が心がけるべき株式投資の基本を分かりやすく解説し、株の本質についての理解が深まります。
「賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法」
20世紀最大の投資アドバイザーであるベンジャミン・グレアム氏が著したバリュー投資の古典的な教科書。現在でもその投資哲学は見劣りするどころか、これ以上のものは無いと思います。バリュー投資を理解するための必読書だと考えます。
●本テーマにおいて抑えるべき用語
・バリューとカタリスト
講師・パネリスト紹介
森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。
ご視聴方法
セミナーのご視聴には3つの方法があります。何れも費用はかかりません。①オンラインでのご視聴:ZOOMを使用して、リアルタイムでご視聴いただけます。各テーマの講演終了後には質疑応答の時間を設けております。②セミナー会場でのご視聴:社内に本格的なスタジオルームを新設しました。代表森本の蔵書も展示しております。③オンディマンド配信動画でのご視聴:ご視聴には動画視聴用IDの発行が必要です。「動画視聴ID発行ボタン」よりお手続きください。セミナー開催3営業日後14時半以降、fromHCよりオンディマンドで動画をご視聴いただけます。 動画配信開始は、メールニュース、Twitter、Facebookでもお知らせします。 掲載時にはメールニュース、Twitter、Facebookでお知らせします。メールニュース登録: https://www.fromhc.com/magazine/index
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