11/16(火)16:20~17:00
資産運用セミナー

vol.39 投資運用業者の選択

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資本市場に資金を投入する場合、預金と違って元本保証がないため、品質保証が必要です。顧客が投資運用業者を選択する際の要素としては、何よりも運用目的と戦略(投資機会)との適合性が重要で、良い運用会社の条件は3要素(投資機会の発掘/投資戦略の組み立て/投資実行の戦術)に帰着します。このような条件が満たされるためには高度な専門性を持った人的要素を持っていることが必要です。参入障壁の高いニッチを発掘し、そのニッチを投資対象として組み立てるには高度な専門性が必要であり、高いリターンを得るにはこのようなニッチへの投資を実現していくことが必要となるためです。

(文責:長澤)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
ウェビナー資料:https://www.fromhc.com/211116_HCwebinar_39.pdf

アンケートの集計結果
Q1. 運用会社を選定するための決め手とすべきは、どの要素でしょうか。 決定的要素とお考えのものを一つだけお選びください。
1.   過去の運用実績
2.   運用戦略の合理性や、それを支える組織人材の質
3.   窓口となる担当者
4.   運用会社の知名度(規模、歴史等)
5.   コンサルタント等の推薦
6.   口コミ等の評判
7.   その他


Q2. 一定の評価期間を経過した後で運用成績が悪いときに、運用方法・組織・人材に基本的変化が見られない場合、どのような対応をとるべきだとお考えですか。決定的要素とお考えのものを一つだけお選びください。
1.    実績は実績なので、解約もしくは減額をする。
2.    何もせずに様子をみる。
3.    市場環境に照らした運用戦略の妥当性を再検証する。
4.    運用が一貫している以上、将来回復が見込めるので、むしろ積極的に増額する。
5.    その他


Q3. では、運用方法・組織・人材などについて、積極的な改善の努力を しているとみられるにもかかわらず、一定の評価期間を経過した後で運用成績が悪い場合は、どのような対応をとるべきだとお考えですか。決定的要素とお考えのものを一つだけお選びください。
1.    実績は実績なので、解約もしくは減額をする。
2.    何もせずに様子をみる。
3.    市場環境に照らした運用戦略の妥当性を再検証する。
4.    運用が一貫している以上、将来回復が見込めるので、むしろ積極的に増額する。
5.     その他

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
投資運用業者の質の「見える化」」(2016.12.1掲載)
金融庁は投資運用業者の質の「見える化」の推進の一環として、投資運用業者のベンチマークを策定するとしています。このベンチマークは「顧客本位の業務運営(フィデューシャリー・デューティー)」の視点で、投資運用業者の経営指標に表れた顧客のために創出した付加価値を、直接に、また間接に、指標化したものになるという見通しが立てられます。そして投資運用業者は真の顧客本位を追求するための指標としてこのベンチマークを業務の改善に活かし、顧客はこのベンチマークを材料として投資運用業者の選択を行っていくことになります。

投資運用業者が得る報酬に合理的根拠はあるのか」(2021.8.25掲載)
合理的報酬には報酬を算定する論理が「具体的に示されている」ことをもって、「顧客が理解できる」必要があります。金融庁の「顧客本位の業務運営に関する原則」は、「金融事業者は、名目を問わず、顧客が負担する手数料その他の費用の詳細を、当該手数料等がどのようなサービスの対価に関するものかを含め、顧客が理解できるよう情報提供すべきである」と定めており、顧客はこの情報提供を判断材料の一つにして投資運用業者の選択に役立てていくことを論じています。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
対話する銀行-現場のリーダーが描く未来の金融
今後金融機関が顧客から選択されるためには、これまでのビジネスモデルからの転換が必要となります。未来の金融の姿を想像し、金融機関自らどのような工夫ができるかを考える際に本書が役立つのではないでしょうか。

フィデューシャリー・デューティー・ワークショップ―金融における顧客本位な働き方改革
金融機関が自社のあるべき姿を主体的に思い描いていくことができるための手がかりとなるような内容になっています。真の顧客本位とは何かを考える際の一助となる一冊です。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
見える化
投資運用業者のベンチマーク
KPI

(文責:長澤)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686