5/28(火)16:20~17:00
資産運用セミナー

vol.10 事業活動と事業キャッシュフロー

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企業は事業活動を通じてキャッシュフローを生み出す仕組みです。資本構成は、そのキャッシュフローを投資家に配分する仕組みです。資本構成上の位置の違いは、その配分を受ける法律上の権利の優先劣後関係を意味します。事業キャッシュフローが変動したとき、真っ先に影響を受けるのは、優先順位最下位の株式です。上位債権は、株式が変動を吸収する限り、影響を受けません。これが、株式が債権(債券)よりもリスクが高いということの意味です。本セミナーでは事業キャッシュフローを分配する仕組みと資本構成について考察します。

(文責:加藤)
講   師 :森本 紀行
動画視聴用2023年度資料:https://www.fromhc.com/230509_HCwebinar_6.pdf

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
企業金融はパブリックがいいのかプライベートがいいのか」((2022.5.12掲載)
パブリックな企業金融では、投資銀行と投資運用は対峙して存在し、市場規律を構成していますが、プライベートな関係性の中の企業金融においては、投資銀行の機能と投資運用の機能が統合されています。プライベートな企業金融における、報酬構造、価格の公正性の問題、及び、パブリックと比較した利点について、設計の自由度、時間と費用の効率性などを挙げて論じています。

インカムと時間とキャピタルストラクチャ」(2010.2.10掲載)
キャッシュフローを分配する仕組みであるキャピタルストラクチャについての基本的な考え方を、時間という概念を軸に説明しています。キャピタルストラクチャにおける優先劣後は事業キャッシュフローが棄損した際に損害を被る優先度だけでなく、時間という観点でも優先劣後が発生します。

ラーメン産業に投資する方法」(2018.6.7掲載)
資産のリースを通じた投資について記載されたコラムです。リース先企業におけるキャッシュフロー分配の優先度を考えると、リース料はローンの利息より先に支払われるべきものであり、最も優先度が高いと見ることができます。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」
Security Analysis
不朽の名作として有名な本書は、事業キャッシュフローと資本構成について理解するという、投資の基本とも言える本テーマを理解するのに役立つかと思います。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
資本構成(キャピタルストラクチャ/Capital Structure)

(文責:加藤)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

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