(Web版)第9回産業金融フォーラム　第一部　鼎談　航空機ファイナンス

～航空機リート創出による健全な資金循環の確保と航空機ファイナンスの未来図～
日本の航空機ファイナンスは投資家が一番のリスクを負うことがないため、投資家にとってリスクが抑えられたアセットだと考えられます。そのため、航空機ファイナンスや航空機リースを流動化した航空機リートを新しく創出できるのではないでしょうか。さらに航空機アセットのリート化により、リース会社のバランスシートが縮小され、そのアセットが資産運用に流出することで、健全な資金循環も生まれるのではないでしょうか。
船舶ファイナンスと①産業クラスター②イノベーション③スクラップファイナンスの3つの観点で比較しながら、航空機ファイナンスの未来図について考えます。
（2023/5/10動画公開済）

講演資料
三井住友ファイナンス＆リース株式会社 トランスポーテーション事業紹介.pdf
参考資料
株式会社日本政策投資銀行 企業金融第4部 航空機ファイナンスの取組.pdf
三井住友ファイナンス&リース株式会社 会社概要.pdf

登壇者略歴
渡部 信一郎 氏
三井住友ファイナンス＆リース株式会社
専務執行役員
1987年京都大学経済学部卒、92年オックスフォード大学PPEコース卒。住友銀行入行後、東京、大阪、ロンドンにて航空業界の調査に従事。米州営業第四部長、航空機・船舶ファイナンス営業部長等を歴任。現在は、三井住友ファイナンス&リースにて航空機・船舶部門を率いる。セミナー講演・パネルディスカッション登壇の実績多数。

津田 俊平 氏
株式会社日本政策投資銀行
企業金融第4部　課長
2001年日本政策投資銀行入行。インフラ、観光、アジアの債券市場育成等の分野に従事。2011年に航空機ファイナンスチームの立ち上げ参画以降、DBJ Europe、国交省航空局出向を経て、2019年4月より現職。民営化空港、航空機の投融資において、国内外のエアライン・空港会社・機材リース会社・アセットマネジメント事業者・投資家等との幅広いネットワークを有する。東京大学法学部卒業、INSEAD修了。

森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長
三井生命（現大樹生命）のファンドマネジャーを経て、1990 年1 月ワイアット（現ウィリス･タワーズワトソン）に入社。日本初の事業として、年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。 2002 年11 月、HC アセットマネジメントを設立、全世界の投資機会を発掘し、専門家に運用委託するという、新しいタイプの資産運用事業を始める。東京大学文学部哲学科卒。

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