(Web版)第9回産業金融フォーラム　第二部　討議　船舶ファイナンス

～船舶ファイナンス市場の課題と多様な資金取り込みで広がる可能性～
日本では造船業を中心とした海事クラスターの一員として船舶ファイナンスが成長をしてきました。しかし中国造船業の台頭やボラティリティの問題など取り巻く環境は決して楽なものではありません。 
これからの海事クラスターを船舶ファイナンスからどう盛り上げていけるのか、また海事クラスターの枠にとどまらず、船舶金融サービスを新たな日本の産業として成長させていく可能性にまで視点を広げて、船舶ファイナンスの専門家3名にご登壇いただき、それぞれの立場から協議します。　
（2023/5/17動画公開済）

講演資料
日本マリタイムバンク株式会社 事業概要.pdf
参考資料
株式会社日本政策投資銀行と企業金融第4部について.pdf
センチパートナーズ株式会社 木原知己氏 プロフィール.pdf

登壇者略歴
昼田 将司 氏
日本マリタイムバンク株式会社
代表取締役社長
2004年シンガポールの独立系船舶ブローカー、2007年シンガポールにあるギリシャ系船舶ファンドを経て独立。船舶スクラップファンドの組成やインドネシアでの船舶スクラップ事業を展開。2016年以降は日本に帰国、MIP株式会社を設立、多数の船舶オペレーティングリースを組成。2022年より日本マリタイムバンクによる個人向け船舶クラウドファンド開始など、船舶投資と融資の多様性の発展を目指す。同志社大学法学部卒業。

木原 知己 氏
センチパートナーズ株式会社
代表取締役社長
1984年日本長期信用銀行入行。主に船舶金融を担当し、営業第八部長、高松支店長を最後に都内金融機関に転職。青山綜合会計事務所顧問、パートナーを経て、現在、船主向け経営コンサルティングの傍ら、SDGs関連数社の社外取締役、早稲田大学大学院非常勤講師・海法研究所招聘研究員などを務める。専門は船舶金融論・船主経営論・海洋文化論。著書『船舶金融論』ほか多数。九州大学法学部卒業。

山口 祐一郎 氏
株式会社日本政策投資銀行
企業金融第4部　課長
DBJのシップファイナンスチームヘッドとして、従来型金融の枠にとどまらないファイナンス手法の開発を模索中。2001年4月日本政策投資銀行入行。経済産業省資源エネルギー庁への出向を経て、2018年ストラクチャードファイナンス部課長、2019年企業金融第5部課長（再生可能エネルギー担当）、2020年金融法人部課長を歴任し、現在に至る。2001年東京大学経済学部卒業、2010年タフツ大学フレッチャースクール（国際関係論修士）卒業。

（司会）
森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長
三井生命（現大樹生命）のファンドマネジャーを経て、1990 年1 月ワイアット（現ウィリス･タワーズワトソン）に入社。日本初の事業として、年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。 2002 年11 月、HC アセットマネジメントを設立、全世界の投資機会を発掘し、専門家に運用委託するという、新しいタイプの資産運用事業を始める。東京大学文学部哲学科卒。

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