12/3(火)15:00~15:35
資産運用セミナー

vol.36 インフラストラクチャ投資

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インフラストラクチャ(インフラ)とは、公共性があり社会に必要とされるため多数の人の利用に供する資産を指します。各産業のインフラを整備すれば産業内の競争が促進され経済成長に繋がります。社会に需要があるにもかかわらず、インフラ化が困難だと思われている領域においても、金融界の工夫によってインフラの創出が可能となり、優良な投資対象の創出にも繋がります。また、事業者が所有する既存のインフラ資産についても、流動化することで新たな投資機会となります。このセミナーではインフラストラクチャにまつわる投資機会について解説します。

(文責:岸野)
講   師 :森本 紀行

2024年12月3日当日資料:https://www.fromhc.com/241203_HCseminar_36.pdf
 

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
脱原子力は原子力以上にバンカブルではない」(2012.12.26掲載)
電気事業を始め、インフラ事業には膨大な資金が必要になります。そこで、資金をどのように安定的に調達するのか、調達しやすい仕組みを作るかが重要になります。

オブジェクトへの金融」(2014.7.17掲載)
事業者への融資ではなく、事業者が保有する資産への融資はオブジェクトファイナンスと呼ばれます。本コラムでは不動産やインフラへの融資においても利用されるオブジェクトファイナンスについて解説しています。

ラーメン産業に投資する方法」(2018.6.7掲載)
本コラムでは、学校や病院の土地建物、農業機械や施設等、産業のインフラに対して規則緩和して投資対象とし、リスクシェアリングという技法を活用することが可能とすれば、資産としての効率化を向上させることができると述べています。また、産業全体において各企業間でリスクをシェアリングし、リスクを産業全体のものに転換することにより、リース料等、企業の事業に大きな費目を占める固定費を抑制、低下させることが可能になり、産業の効率化にも繋げることができます。

●本テーマに関連したイベント
第10回産業金融フォーラム エネルギー × 農業 × 金融」(2024年5月8日開催済み)
エネルギーと食料の安定供給は重要課題の一つですが、金融はこれら課題解決に向け融資だけでなく様々な形で支援することができるのではないでしょうか。


(文責:岸野)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

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