7/13(火)15:00~15:40
資産運用セミナー

vol.20 プライベートエクイティの基礎編

※動画視聴IDが必要です。

※動画視聴IDの発行はこちらから

プライベートエクイティは、私的関係に基づき企業へ資本を供給する投資手法で、伝統的な投資手法では限界のあった、出資先の状況に応じた柔軟な資金調達ストラクチャの設計、事業再編や経営のサポートなどを直接行うことができます。財務諸表を通じてではなく、企業の生の実態を直接把握できるからこそ、投資を通じて企業、ひいては社会に有意義な付加価値の創出を可能にします。
本セミナーでは、プライベートやパブリックの違い、そこから創出できる投資機会とプライベートエクイティが果たす役割について解説します。

(文責:ティ)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
セミナー資料:https://www.fromhc.com/210713_HCseminar_20.pdf 

  アンケートの集計結果
Q1. 流動性の低い資産を投資対象として積極的に検討するとしたら、どのような点に、魅力を見出しますか。一番近いものを、一つだけ、お選びください。
1.    ユニークな投資機会にアクセスできる。
2.    相対的に、流動性の高い資産に比べて、割安である。
3.    時価評価による影響が小さい。
4.    伝統的な株式や債券との相関が低い。
5.    運用者による付加価値(バリューアップ)を期待できる。
6.    その他


Q2. 逆に、流動性の低い資産は投資対象として積極的に検討し難いと思われる場合、その主な難点は何でしょうか。一番近いものを、一つだけ、お選びください。
1.    不測のキャッシュフローに備えた売却が難しい。
2.    資産全体のリスク管理の観点で、売却によるリスク調整が困難となる。
3.    時価評価の頻度が低いため、資産の適切な管理ができない。
4.    運用者の技術に依存する度合いが大きすぎる。
5.    成果が出るまでの時間が長すぎる。
6.    その他

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
プライベートエクイティなるものについて」(2011.1.6掲載)
プライベートエクイティの対象になるものは起業と企業再編などがあり、両方とも特殊な融資状況であり、伝統的な金融機関が融資し難い対象です。また、資金提供にあたって多様かつ柔軟な資本構成が求められる一方、専門家による経営等の支援が求められます。本コラムでは、プライベートエクイティの投資分野である企業再編(バイアウト)について説明します。

再び、プライベートエクイティなるものについて」(2011.1.13掲載)
プライベートエクイティの対象は将来性があるものの、事業価値の上昇の達成時期やかかる時間などについて、客観的に読めないものです。前編に続いて、プライベートエクイティの存在価値、また、投資価値を創出可能とする方法について考えます。

もう少し、プライベートエクイティなるものについて」(2011.1.27掲載)
日本に限らず、資本市場が健全な米国においても、中小企業の資金調達は困難で手段が限られます。そのため、融資条件が銀行等より柔軟なプライベートエクイティの存在は、社会的意義があります。プライベートエクイティと銀行の融資対象は異なるものの、区分して考えることができず、融資条件が異なるからこそ、緊密に連携して、企業に多様なサポートを提供すべきであり、金融としての機能が完全に発揮できます。本コラムでは、プライベートエクイティの役割について論じます。

スルメ金融からイカ金融へ」(2016.12.15掲載)
上述コラムに続き、異なる視点からプライベートエクイティの役割を考えます。プライベートエクイティは伝統的な融資と異なり、経営改善への参画などから、出資先と深い関わりを維持しつつ、企業の成長に伴い投資拡大を実現します。それにより、資金調達の目的を達する一方、企業及び経済の成長に繋がるものになり得ます。このように、投資先として企業評価する際、過去の指標だけでなく、将来の成長性を勘案して評価するように転換すべきだと考えられるでしょう。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
教養の会計学―ゲーム理論と実験でデザインする―
プライベートエクイティの利点のひとつとして、財務諸表化することでそぎ落とされる前の情報を直接に把握できる点がありますが、財務諸表化によって経営陣はどのような情報をそぎ落とすのか、情報が削られることで何が起きるのか、といった、情報を開示する側と開示情報を受け取る側の非対称性について、会計の視点から切り込んでいくための初歩的なアイデアを提供しています。

ブラックストーン・ウェイ PEファンドの王者が語る投資のすべて」 
世界最大級プライベートエクイティ投資会社、ブラックストーン創業者Stephen A. Schwarzmanによる自伝で、生い立ち、キャリア、様々なチャレンジを通して得た教訓を述べています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
プライベートエクイティ(Private Equity)

(文責:ティ)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686