9/14(火)16:20~17:00
資産運用セミナー

vol.28 市場の効率性

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資産価値のコンセンサスが形成されたとしても、市場参加者の需給や人気に応じて価格は変動します。割高と判断する人が多ければ、買い渋りが生じ、価格は低下します。買いたい人が多ければ、売り渋りが生じ、価格は上昇します。適正価値を軸にした価格調整機能を市場の効率性といいます。多様な価値観の市場参加者あってこそ、市場の効率性は高まる、その機能について解説します。

(文責:崔)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
ウェビナー資料:https://www.fromhc.com/210914_HCseminar_28.pdf

アンケートの集計結果
Q1. 多くのアクティブ運用が市場平均に勝てない理由は何だと思いますか。 (その他を選択する場合、その理由をご記入ください)
1. 市場は効率的で企業調査から優位な情報を得ることはできない。
2. 継続的に超過収益を出せる運用モデルの維持は難しい。
3. 運用報酬やファンド経費の存在 。
4. インデクス運用が巨大化し、個別企業の価値を反映する余地が縮小している。
5. その他


Q2. 市場が非効率的で あることを証明できる事実として、下記項目の中で一番説得力のあるものを、1つお選びください。(その他を選択する際は、詳細をご記入ください)
1.  バブルの発生
2.  市場参加者のポートフォリオの相違
3.  市場の効率性を損なう金融規制の存在
4.  市場価格が理論値から大きく乖離すること
5.  その他

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
インデクス運用は、常識に照らして、まともな行為なのか」(2009.10.29掲載)
市場指数は証券の価格の平均値です。平均は、個別証券の価格変動の結果の集積です。もしも、市場参加者が全員、インデクス運用をめざしたならば、証券価格は、変動しなくなります。100メートルの徒競走で、全員が平均を目指したら横一線に並んでしまう。一番足が速い人は全力で走って、平均値を上げる努力をしたほうが良いということです。インデクス運用は、アクティブ運用が機能している限りでのみ意味があることを論じています。

市場機能を支えるリレーションシップ型リスク管理の意義 」(2009.11.19掲載)
証券を「紙」として扱うような市場型リスク管理ではなく、証券の発行体という「人格」にまで遡れば、そこには投資家と発行体との間のリレーションシップが生まれるはずです。パブリックなものについても、リレーションシップの中で本源的価値の変動を細かくモニタする。この資産運用の基本が実践されない限り、プロフェショナル・サービスとしての資産運用はなりたたないと論じています。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
市場サイクルを極める
ハワード・マークス氏は、いかなる時点でもさまざまな経済や市場のサイクルを認識し、それに合わせてポートフォリオを調整することの重要性を強調しています。サイクルの期間、形式、規模を正確に予測するのは困難ですが、入手可能な情報に基づいてポートフォリオのエクスポージャーを管理することは、投資機会を捉えたり、ポートフォリオのリスクを管理する上で確実に役立ちます。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
金融の市場化

(文責:崔)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686