vol.33 資産の選択と配分
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選択とは、キャッシュを生み出す対象とその範囲を選択することです。企業の成長は個人の消費行動に紐づくため、自身の生活や将来像から投資対象を選択できるでしょう。家賃の支出が高いなら不動産を選択するのは一例です。対象を決めたら次は、自分にとって何が魅力的かという価値判断を入れて考えます。参画の方法は、株式や債券に限定されません。また、魅力がなくなった投資対象があればそれを売却し、新しい投資対象を取得する必要があります。新しい投資対象を見つけるのは難しいため、最適なポートフォリオを維持するためには、不断のリサーチが欠かせません。
本テーマと合わせて、vol.32 資産の分類もぜひご覧ください。
参 加 費 :無料
動画視聴用2022年度資料:https://www.fromhc.com/221011_HCwebinar_33.pdf
テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
「キャッシュフローの現在価値としての資産価値」(2010.7.1掲載)
投資の基本について、キャッシュフローから論じたコラムです。資産が生み出すキャッシュフローの享受を目的として、キャッシュフロー創出力の維持、質と量の改善、そしてより価値の高い対象への入れ替えが、投資家には求められます。
「アセット・アロケーションとアセットの分類を考える軸」(2010.3.25掲載)
資産分類についての論点を整理したものです。投資家への分配原資となるのは事業キャッシュフローです。資産の分類における大きな軸として、その分配ルールであるキャピタルストラクチャと、事業キャッシュフローそのものの特性を挙げています。
●本テーマに関連したウェビナーテーマ
・vol.39 社会常識からみた投資
・vol.51 エンダウメントモデル
●本テーマにおいて抑えるべき用語
・インカム(Income)
・エンダウメント・モデル(Endowment Model)
講師・パネリスト紹介

森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。
HCアセットマネジメント株式会社
TEL 03-6685-0683
FAX 03-6685-0686