5/25(火)16:20~17:00
資産運用セミナー

vol.13 インパクト投資

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社会的に意義を持つ投資分野において、政府の介入が不可欠である一方、非効率を招き、目的を達成し難い状況があり得ます。そのため、官民共同で投資を構成し、民間のノウハウを効率的に働かせる必要があります。また、社会へのインパクトを創出するために必要なことは何かを考え、金融の創意工夫により構造を設計し、イノベーションを起こすことが求められます。
本セミナーでは、実例を挙げながら、真にソーシャルインパクトを創出するために必要な要素、及び官民共同の投資により実現できる経済効果について、解説します。

(文責:和田)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
セミナー資料:https://www.fromhc.com/210525_HCseminar_13.pdf 

  アンケートの集計結果
Q1. (日本のPPP/PFI投資について)PPPやPFIなどと呼ばれる、公共性の高い施設の建設・運営に関連した投資についてどのようにお考えでしょうか。最も近いと思われるものを、一つお選びください。
1.    プロジェクトの運営は政府主体ではなく、民間主体になるための制度設計の工夫が必要である。
2.    社会にとって重要な投資分野であるものの、投資の基盤が整備されていないのが現状である。
3.    日本において広く理解されていない概念であるため、投資対象として検討し難い。
4.    実際に投資対象として検討しにくいが、今後の展開について注目していきたい。
5.    既に注目している分野であり、一定の枠内で投資を行っている(または、資金を配分している)。
6.    その他


Q2.(欧米のPPP/PFI投資について)海外のPPPやPFIに関連した投資について、どのような印象をお持ちますでしょうか。また、どのようにお考えでしょうか。最も近いと思われるものを、一つお選びください。
1.    日本より制度が整備されており、投資機会が比較的多い印象。
2.    投資市場、案件の規模が大きく、経験が豊富な運用会社が多く存在する。
3.    関連の運用会社がより多いものの、運用能力の差異が大きく、優劣の判断が難しい。
4.    欧州では国によって規制等の状況が異なり、投資判断をすること、投資状況のモニタリングは困難である。
5.    その他


Q3.(関係分野に投資中、もしくは投資検討中の方)この投資分野において、どのような点に魅力を感じられたのでしょうか。または、投資する主な理由は何でしょうか。

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
投資におけるインパクトとは何か」(2017.8.17掲載)
政府による資本市場の介入の妥当性、効率性について、常に議論となるものの、本当に考えるべきなのは介入すべきかという問題より、政府が介入すべき場合とその基準、および介入方法でしょう。確かに健全な資本市場においては、政府の積極的な機能が果たされなくても、社会は有効に働ける一方、発展途上国においては、政府による資源再分配の機能なしでは、格差が広がる方向に向かうため、簡単に結論に至らない課題であり、理論を理解した上、状況に応じて政府の機能を適用すべきでしょう。

公共ファイナンスの視座」(2014.6.26掲載)
上記のコラムにより、国の状況に応じて政府の介入が必要という論点がありました。しかしながら、公共事業は民営事業より効率性が劣る現象は確かに存在します。民営事業は利益を最大化する使命があるために効率性が優れ、公共事業を民営化すれば課題を解決できるという結論を導きやすいものの、公共事業の特性を保全しながら、非効率性の本質を改善できる方法はないか、興味深い問題です。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
ESG投資とパフォーマンス」 
本書は昨今のESG投資をめぐる考え方や論点・課題、実証分析をまとめたもので、幅広い投資家層を対象として、中立的立場で編集されています。

ON IMPACT
インパクト投資の祖であるロナルド・コーエン卿により書かれた本書は、世界の動態を捉え、考え方や意思決定における社会・環境へのインパクトの重要について記述されています。

責任ある投資
欧米のSRIの歴史的変遷やESG投資などの解説をふまえつつ、「責任ある投資」のあるべき姿について書かれています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
社会的インパクト投資

(文責:和田)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686