9/28(火)15:40~16:20
資産運用セミナー

vol.30 アクティブ運用の復興

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市場の効率性は、理論上は、取引コストゼロ、無摩擦、無限分割可能で、情報の対象性が確立していることを前提としています。しかし現実的には、価格が適正価格に瞬時に是正されるとは限りません。この市場効率性理論を前提にしてこそ、アクティブ運用が成立します。何らかの原因で正しい価格がつかないとき、アクティブ運用の投資機会になります。価格の妥当性を考える上では理論価格が重要であり、有事で一時的に価格の破綻が起きたときには自信をもって判断ができます。

(文責:仙波)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
ウェビナー資料:https://www.fromhc.com/210928_HCseminar_30.pdf

アンケートの集計結果
Q1. ご自身の保有資産のアクティブ運用の結果をどのように評価されていますでしょうか。一番近いと思われるものを、一つだけお選びください。
1.  結果に満足していて、アクティブ比率を高めたい
2.  結果に満足していて、現在の比率で今後も持ち続けたい
3.  結果に不満があり、今後はインデクス比率を高めたい


Q2. 万年割安と言われる日本株が、グローバル株式運用の中で、候補銘柄の対象として認知されるには何が最も重要だとお考えでしょうか。一番近いと思われるものを、一つだけお選びください。
1.  英語による開示の推進などで海外投資家からのプレゼンスを高める。
2.  株式投資は、投資先企業の経営者の能力に期待することにほかならないため、合理的な経営政策、配当政策といったガバナンス改革を進める。
3.  上場の必要のない企業は非公開化し、上場による資金調達を必要とする企業が中心の再構成を促す。資金調達の場としての機能が復活すれば、自律的に候補対象企業が増える。
4.  低経済成長や将来的な人口減少が見通される状況を打破する必要がある。成長見通しの低い国の企業が候補銘柄の対象としては選ばれるとは思われない。
5.  上記すべてが等しく重要、もしくはそれ以上の複合的な要因が考えられる。

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
頑張れ、日本株アクティブ運用!」(2009.12.3掲載)
日本株投資においては、2つのことが言えます。第一に、全世界規模で展開するグローバル企業群の存在。第二は、構造改革。日本企業に魅力がないのではなく変革を促すような厳しい評価を銘柄選択を通じて市場にぶつけないから変革が起きないとの視点。日本株式への投資を宝の山に見立てて、銘柄の数を絞りこむ集中運用、経営関与を行う運用などの有効性を論じながら、グローバル市場の観点から日本株運用を選択して運用する必要性を論じています。

投資における賭けの要素」(2010.11.4掲載)
投資が賭けであるという要素はなくなることはありませんが、損失を避け、投資の価値を正しく認識して科学的分析を徹底することで科学的な投資ができます。投資の分析の枠組みや統計的数値の適用の中で、どこに賭けの要素があるのかが不明瞭になると、通念などが勝って、前提条件の設定時に賭けの要素が潜在的に取り込まれてしまい本質を隠ぺいしてしまいます。賭けの要素を明らかにすることは、信念を明らかにすることであり、信念に基づく賭けが投資であり、信念を喪失した冒険は投機です。絶えざる経験的帰納と理論的演繹の結果の繰り返しという、徹底した科学的な分析をしてこそ賭けを成立させる信念が形成されるのです。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
個人の投資家が心がけるべき株式投資の基本を分かりやすく解説しています。株の判断基準の解説、分析方法、ポートフォリオの構成方法、また売買の判断などの基本から実践的内容までを論じています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
リスクテイク(Risk Taking)
投資非適格債券(ハイ・イールド債券/High yield bond)  

(文責:仙波)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686