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資産運用セミナー

vol.37 為替リスクの管理

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為替リスクとは、保有する外貨建て資産や負債が、為替相場が変動することにより被るリスクです。為替リスクは外貨建て投資に付随するリスクであり、意図的にとるものではなく最小化すべき対象と言えます。しかし、中には為替リスクを意図的にとってしまう人もいて、その場合には合理的な理由が必要でしょう。また、逆に為替リスクは一切取らないことにしている人もいます。
投資機会を海外に求め、外貨建て資産に投資を行う場合、為替リスクの管理が必要となりますが、リスク管理の手法は投資する人の背景により異なってきます。
また、為替リスクの管理方法として為替ヘッジがありますが、ヘッジコストがかかる場合を考慮すべきです。為替ヘッジや通貨分散を通じて、為替リスクを可能な限り抑制した形で投資対象を広げていくことが重要です。

(文責:長澤)
講   師 :森本 紀行
参 加 費 :無料
ウェビナー資料:https://www.fromhc.com/211116_HCwebinar_37.pdf
 

アンケートの集計結果
Q1.長期的な投資において、もっとも有効と思われる為替ヘッジ比率をどうお考えでしょうか。下記より1つお選びください。
1.  ヘッジコストがかかったとしても、為替リスクは完全に排除すべきであるため、フルヘッジを行うべき。
2.  部分的なヘッジを行い、小さな為替リスクを敢えてとることで、逆にリスク分散効果を得るべき。
3.  ヘッジは行わず、為替リスクを許容する。
4.  その他

Q2.ヘッジコストが上昇した場合、取るべき対応とお考えのものを下記より1つお選びください。
1.   ヘッジ率を引き下げる。
2.   為替ヘッジを完全に解く。
3.   ヘッジコストが小さい他の通貨資産への分散を図る。
4.   特に対応はしない。
5.   その他

テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
国債と通貨と金」(2010.6.10掲載)
日本国債、ユーロ、金いずれも、価格の変動から背後の経済動態を具体的に考察することが重要です。投資とは価格変動を情報として価格変動の意味を考え、価格ではなく資産が本源的に持つ価値を高めるように、適切な資産選択(配分ではなく)を行うことであると論じています。これは投資において為替リスクは付随的なリスクにすぎず、そのようなリスクを意図してとる場合は投機でしかないと考えられます。

日本株をブラジルレアル建てにしてしまう投資信託の病理」(2014.12.11掲載)
実際に存在する投資信託を例に、本来は日本株自体の市場収益率に対する付加価値を競うことが投資収益の源泉になるべきところに、為替リスクという本来の投資目的ではないリスクを抱き合わせていることで投機に陥ってしまっていることを論じています。当時売れ筋だった投資信託の問題点を明確に解説しています。

●本テーマに関連した「読んで損しない本」 
投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識
投資の土台となる本質的価値の重要性から、投資を行う際の思考法を紹介しています。投資に対する一貫した考えのもとに、市場におけるリスクなどトピックに分けて記載しています。

●本テーマにおいて抑えるべき用語
リスクテイク

(文責:長澤)

講師・パネリスト紹介

森本 紀行

HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。

HCアセットマネジメント株式会社

TEL 03-6685-0683 
FAX 03-6685-0686