vol.5 金融の市場化
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金融の市場化とは、銀行借り入れ以外の資本市場を介した直接調達のことです。金融の市場化により、企業は、社債や株式等の発行など、事業特性や経営環境に即応した多様な資金調達が可能になると同時に、競争原理にさらされ、市場規律による経営革新が促されます。また、投資家にとっては、投資目的を達成するための選択肢が増え、資産運用の高度化につながります。
2024年5月14日当日資料:https://www.fromhc.com/240514_HCseminar_5.pdf
テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
「預金が消滅する近未来社会の構図」(2019.7.18掲載)
経済成長率が低下し、蓄積過剰となった段階において、銀行の信用創造機能は不要なものになるといえます。金融構造改革の要諦は、預金のない世界を構想することですが、その中で預金取扱金融機関が新たな存在意義をどう見出すべきかを考えます。
「法律の強制によって銀行を解体するしかない」(2020.8.27掲載)
金融行政は、銀行経営に対して、持株会社を通じた業務範囲の拡大という非常に魅力的な利益誘因を与えています。ところが、改革は遅々として進んでいないのが現状です。本コラムでは、改革を加速させるために、どのようなことを法律で強制すべきかについて論じています。
「資産形成の成功体験が次の成功体験につながるとき」(2023.3.30掲載)
日本の金融構造は間接金融から直接金融に抜本的に転換する必要があります。本コラムでは日本がアメリカやイギリスと異なり、金融構造改革が実現されるために必要な、資産形成の成功体験の好循環が生まれえない環境であったことを論じています。
●本テーマに関連した「読んで損しない本」
「金融排除 : 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実」
金融構造の改革が求められるなか、地域の最前線で革新的でユニークな取組を進める金融機関の事例が紹介されています。
●本テーマにおいて抑えるべき用語
・金融の市場化
・信用創造
・間接金融、直接金融
講師・パネリスト紹介
森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。
ご視聴方法
セミナーのご視聴には3つの方法があります。何れも費用はかかりません。①オンラインでのご視聴:ZOOMを使用して、リアルタイムでご視聴いただけます。各テーマの講演終了後には質疑応答の時間を設けております。②セミナー会場でのご視聴:社内に本格的なスタジオルームを新設しました。代表森本の蔵書も展示しております。③オンディマンド配信動画でのご視聴:ご視聴には動画視聴用IDの発行が必要です。「動画視聴ID発行ボタン」よりお手続きください。セミナー開催3営業日後14時半以降、fromHCよりオンディマンドで動画をご視聴いただけます。 動画配信開始は、メールニュース、Twitter、Facebookでもお知らせします。 掲載時にはメールニュース、Twitter、Facebookでお知らせします。メールニュース登録: https://www.fromhc.com/magazine/index
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