vol.50 保険と資産運用
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運用益は、契約者への安定的な利差益還元が求められます。成長戦略において、保険会社や企業年金が規模の経済を味方につけて、契約者へ資産運用の付加価値を還元する方が、個人で資産形成するよりも遥かに効率的です。低金利が定着し、自己資本規制が強化されるなど運用環境が厳しくなっていますが、投資元本の保全を図りつつ、保険負債の長期性と大きな集積としての固定性を活かし、過度に流動性を気にすることなく、非流動性資産も組み込んだ運用の高度化を図る必要があります。
動画視聴用2022年度資料:https://www.fromhc.com/230214_HCwebinar_50.pdf
テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
「法律の強制によって生命保険会社を解体するしかない」(2020.9.10掲載)
高度経済成長に伴い生命保険会社は成長してきました。しかし、社会構造の変化に伴い、死亡保障の必要性が低下し、豊かな老後生活のため、あるいは他の多様な目的のための資産形成の必要性が拡大しています。生命保険会社が自分の存続のために強引に資産形成を保険のなかに抱きこもうとすると顧客の利益を損なうことになります。このような社会構造の変化に対応するために生命保険会社の改革が必要だと論じています。
「必要な保険と不必要な保険会社」(2018.1.11掲載)
長寿化が進む日本において、フィナンシャル・ジェロントロジーという考えのもと、保険会社は真に必要とされる保険機能を提供しなくてはなりません。真に必要とされる保険機能は、最適な業者が最善の方法で最少の費用のもとで提供すればよく、それが既存の保険会社である必要は全くないからです。社会の進歩のためには、各顧客のニーズに沿った複数の金融・非金融機能を組み合わせた商品を提供する必要があると論じています。
「資産運用の高度化に向けて-インベストメント・チェーンを通じた経済成長-」
インベストメント・チェーンとは企業が中長期的な価値向上によって拡大した利益を最終的に家計にまで還元させる一連の流れを指します。成長戦略において重要な資産運用の高度化の課題と取り組みについてまとめた一冊です。
●本テーマにおいて抑えるべき用語
・養老保険
・フィナンシャル・ジェロントロジー(Financial Gerontology)
講師・パネリスト紹介

森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。
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