vol.28 資産形成と投資信託
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金融庁は、国民の安定的な資産形成を推進するため、国民の資産増殖を実現し、また、国民の貯蓄を資本市場に流入させることで産業構造の改革に繋げ、最終的に持続的な経済成長の実現を目指しています。国民の資産形成を促進するのに、投資運用業者及び投資信託の高度化が求められます。国民の資産形成と個人金融サービスの課題について考察していきます。
2024年10月1日当日資料:https://www.fromhc.com/241001_HCseminar_28.pdf
テーマをよりご理解いただくために
●本テーマに関連した「森本紀行はこう見る」
「資産形成の成功体験が次の成功体験につながるとき」(2023.3.30掲載)
貯蓄から資産形成への転換が進まないのは、国民の金融知識の不足の問題ではなく、投資信託は多々売られているものの、預金に比べて魅力がないことが主な要因です。異次元緩和の正常化がなされるなか、投資運用業界の高度化が進み、投資信託の質が改善すれば、国民の資産形成においても自然と成功体験が生まれていきます。それが好循環となり、預金から債券、債券から株式等へと資金の流れが変わり金融構造改革の実現に繋がります。
「人は金融機関に嘘をつき医師に真実を語る」(2021.11.4掲載)
ホームドクターとは、日頃から患者を深く理解し、患者に何らかの症状が生じれば、適切な専門医を紹介する医師です。長期的で深い信頼関係があるからこそ、患者は真実を話し、適切な判断が下されます。金融機関と顧客に求められるのも、まさにこの関係性です。この顧客との関係にあるものこそ、真の信頼であり、信頼に基づく金融機関の業務運営こそ、金融庁のいう顧客本位です。
「使途のある資金を運用してこそ真の投資なのだ」(2020.5.21掲載)
投資と投機の違いは、運用資金の使途の有無です。まず、資金使途がないということについては、三種類あります。第一は、資金使途の実現が時間的に先にある場合、第二は、元本自体には資金使途がなく、運用の果実に使途がある場合、第三は、現時点で資金使途が具体的には特定されていない場合です。つまり、究極的には必ず資金使途が想定され、使途実現までの時間の長さ、資金使途の性格に応じて、様々な資産形成の方法があり得ます。
「フィデューシャリー・デューティー・ワークショップ―金融における顧客本位な働き方改革」
フィデューシャリー・デューティーという言葉は、すでに定着しましたが、金融機関の実情はどうでしょうか。その歴史や行政の狙い、生活者の視点、各地域金融機関の取り組みなど、金融機関と顧客のあるべき姿を多角的に考えてゆきます。
●本テーマにおいて抑えるべき用語
・間接金融、直接金融
・フィナンシャル・ジェロントロジー(Financial Gerontology)
・老後生活資金形成
・資産形成
講師・パネリスト紹介
森本 紀行
HCアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
東京大学文学部哲学科卒業。ファンドマネジャーとして三井生命(現大樹生命)の年金資産運用業務を経験したのち、1990年1月ワイアット(現ウィリス・タワーズワトソン)に入社。日本初の事業として、企業年金基金等の機関投資家向け投資コンサルティング事業を立ち上げる。年金資産運用の自由化の中で、新しい投資のアイディアを次々に導入して、業容を拡大する。2002年11月、HCアセットマネジメントを設立、全世界の投資のタレントを発掘して運用委託するという、全く新しいタイプの資産運用事業を始める。
ご視聴方法
セミナーのご視聴には3つの方法があります。何れも費用はかかりません。①オンラインでのご視聴:ZOOMを使用して、リアルタイムでご視聴いただけます。各テーマの講演終了後には質疑応答の時間を設けております。②セミナー会場でのご視聴:社内に本格的なスタジオルームを新設しました。代表森本の蔵書も展示しております。③オンディマンド配信動画でのご視聴:ご視聴には動画視聴用IDの発行が必要です。「動画視聴ID発行ボタン」よりお手続きください。セミナー開催3営業日後14時半以降、fromHCよりオンディマンドで動画をご視聴いただけます。 動画配信開始は、メールニュース、Twitter、Facebookでもお知らせします。 掲載時にはメールニュース、Twitter、Facebookでお知らせします。メールニュース登録: https://www.fromhc.com/magazine/index
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